京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
4月には豊臣秀吉の「醍醐の花見」にちなんで、全山を揚げての太閤花見行列の花見会で賑わう醍醐寺。
また秋には、醍醐山の山麓で朝晩冷え込むのか、紅葉も緋色に色付きます。
撮影に関しては、なにせ境内がだだっ広いので、参拝客も分散して、込み合うというほどでもないです。
紅葉シーズンの京都でも、ゆっくり落ち着いて撮影できるのが、ここのお寺さんのよいとこですね。
桜の時期は、東日本大震災から間もない頃だったので、とても空いていましたが、例年はもっとすごいのかもしれません。
ただ、拝観料がエリア(下醍醐伽藍、霊宝館、三宝院、上醍醐)ごとに分かれていて、4つのエリア全て見て駐車場も利用すると、およそお寺の拝観料とは思えない程高くつきます。
私の場合は、光線の加減で朝と午後の2回入山したので、さらに高額になります。
世界遺産である以上、他の世界遺産寺院の料金設定を見習って欲しいものです。
次回は、新緑の時期に、上醍醐を撮影してみたいと思います。
なお、伏見の醍醐地区は山科区との結びつきが強いので、今後、洛東カテゴリに移動するかもしれません。
真言宗醍醐派総本山。 山号を醍醐山と称する。 本尊は薬師如来、開基は理源大師聖宝である。 醍醐山(笠取山)に200万坪以上の広大な境内をもち、上醍醐と下醍醐に分かれている。 874年、空海の孫弟子にあたる理源大師聖宝が上醍醐山上で地主横尾明神の示現により、醍醐水の霊泉を得、小堂宇を建立して、准胝、如意輪の両観音像を安置したのに始まる。 907年、醍醐天皇の御願による薬師堂が建立され、五大堂も落成するに至って上醍醐の伽藍が完成した。 次に、下醍醐の地に伽藍の建立が計画され、926年に釈迦堂が建立され、951年に五重塔が落成し、下伽藍の完成をみた。 1115年、三宝院が建立された。 応仁の乱で、下醍醐は灰燼に帰してしまったが、幸いにも五重塔だけが難を逃れた。 豊臣秀吉による「醍醐の花見」をきっかけに、堂宇が整備され今日見るような姿となった。 1939年、上醍醐を襲った山火事で、経蔵、清滝宮本殿、准胝堂が焼失。 2008年の火災により、上醍醐の准胝堂が全焼した。 古都京都の文化財として世界遺産に登録されている。
住所: 京都府 京都市伏見区醍醐東大路町22
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