乃木神社

乃木希典

伏見桃山陵の麓にある社で、明治天皇大葬の礼の夜、自刃した陸軍大将 乃木希典を祀り、大正5年に創建された。 境内には、満州で第三軍司令部として使われた民家や、日露戦争の資料を展示している宝物館などがある。

乃木神社

乃木神社について

基本情報

社名
乃木神社(のぎじんじゃ)
創建
1916年(大正五年)
主祭神
乃木希典大人之命
旧社格
府社
例祭
11月3日
駐車場
無料駐車場あり
交通機関
JR桃山駅徒歩10分
住所
京都府京都市伏見区桃山町板倉周防32-2
サイト
乃木神社

概要

明治天皇陵である伏見桃山陵の麓にある神社。 明治天皇大葬の礼の夜、妻とともに自刃した陸軍大将 乃木希典を祀り、大正5年に創建された。 乃木将軍は、日露戦争において第三軍を指揮し、難攻不落の旅順要塞を陥落させたことでも知られる。 境内には満州で第三軍司令部として使われた民家を移築したものや、遺墨遺品をはじめ、日露戦争前後の資料を展示している宝物館がある。 また、台湾総督を務めたことから、神門は樹齢三千年という台湾檜が使用されている。

見所

観光名所
本社 - 拝殿前に乃木大将の愛馬「璞号・壽号」が、御霊を護って対峙している。
神門 - 樹齢三千年という台湾檜で建立された。乃木大将は、第3代台湾総督であった。
乃木旧家 - 山口県長府で父母妹達と慎ましい生活をしていた時代の旧宅。
記念館 - 日露戦争時に旅順柳樹房で第三軍司令部として使われた民家を移築したもの。
資料館 - 乃木大将の遺墨遺品をはじめ、日露戦争前後の資料を展示している。
勝水 - 伏見名水と同じ水脈から取水されている勝運の縁起水。傍に「勝ま栗」の祠も立つ。
摂社 - 山城えびす社。本殿に合祀されるまで乃木静子夫人を祀る静魂社であった。

歴史

1849年
長州長府藩士の子として乃木希典が生まれた。
1865年
長府藩報国隊に入り奇兵隊と合流して第2次長州征討に従軍した。
明治9年
乃木少佐は、秋月の乱を鎮圧した。
明治10年
乃木少佐は、西南戦争へ従軍した。
明治29年
乃木中将は、台湾総督に任じられた。
明治37~38年
乃木大将は、第3軍司令官として旅順要塞を陥落し、奉天会戦に参加した。
明治40年
乃木大将は、学習院院長を兼任することとなり、昭和天皇を養育した。
大正元年
明治天皇大葬の礼の夜、妻の静子とともに自刃した。
大正5年
薩摩藩出身の実業家 村野山人が中心となり創建された。

撮影後記

 日本国内には、乃木将軍を御祭神とする乃木神社がいくつかあります。 東京赤坂の乃木坂には、夫妻が自刃した邸宅の隣地に乃木神社が建てられています。 那須塩原市には、日清戦争後に閑居した別邸跡に。 そして、下関市の乃木神社は、乃木の郷里であります。 明治天皇崩御の後に殉死した要人は、乃木夫妻のみだったともいわれるそうです。

更新履歴

2012年8月18日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

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