しょうざん

光悦芸術村

本阿弥光悦の呼掛けで芸術家たちが集う「光悦村」を築いていた鷹峯にあるリゾート施設。その地に染織の名門「しょうざん」が、庭園美と建築美を集め、万人に訪れてもらいたいと公開を始めたのが起源となっている。

しょうざん

しょうざんについて

基本情報

名称
しょうざんリゾート京都
別称
しょうざん光悦芸術村
駐車場
無料駐車場あり
交通機関
北木ノ畑町バス停徒歩3分
所在地
京都府京都市北区衣笠鏡石町47
サイト
しょうざんリゾート京都

概要

鷹ケ峯三山を背景に紙屋川渓谷に沿って広がる三万五千坪の日本庭園を中心としたリゾート施設。 ここ鷹ケ峯は、本阿弥光悦が、徳川家康から九万坪の土地を与えられ創作三昧の日々を過ごしたことで知られる。 光悦の呼びかけで、町衆の文化人や職人、芸術家たちが集まり「光悦村(芸術村)」を築いていた。 その鷹峯の地に、庭園美と建築美を集めた建設は、昭和26年にさかのぼる。 西陣に生まれ、戦後、ウール着尺を開発した染織の名門「しょうざん」創設者の松山政雄が、戦後消失の運命にあった美しい日本の建造物を移築し、広く万人に訪れてもらいと無料で公開を始めたのが起源となっている。 苑内には、樹齢400年ほどの北山台杉約3,000本と紀州石とを贅沢に使い、楓と梅林を巧みに配した日本庭園をはじめ、レストランやプール、ウェディング場など多彩な施設を揃え、五感で味わう京都がある。

見所

観光名所
しょうざん庭園(北庭) - 紙屋川沿いに鷹峯三山を借景に、樹齢350年から500年の北山台杉約3,000本と紀州青石とを贅沢に使い、楓と梅林を巧みに配した日本庭園。峰玉亭前にある池は花菖蒲(ハナショウブ)の名所。裏千家宗匠 玄々斎好みの茶室聴松庵、川端康成も訪ねたという茶室玉庵、鷹峯の醤油醸造の樽が利用されている酒樽茶室などが点在する。
南庭 - 紙屋川の西岸斜面から続く遊歩道に沿って作庭されている。70品種の珍しいアジサイが咲く「あじさい園」などがある。
御食事処 - 千寿閣(懐石料理)、楼蘭(中国料理)、紙屋川(京料理)、渓涼床(納涼床)、わかどり(和と鳥旬菜)、カフェテラス(軽食)がある。
宴会場 - ガーデンビューのふたつのホール「アクア&クリスタル」、プールサイドのガーデンテラスでの立食スタイルのパーティなどができる白亜の別荘「リバージュヴィラテラス」がある。
結婚式場 - 日本庭園の中に建つ和の邸宅「紫水苑」、白い教会「セントオーガスティン」、マナーハウス「ノヴェルヴィラガーデン」がある。
染物館 - 織屋で型友禅の体験ができる「染物ギャラリー」、お土産ショップの「染物工芸館」がある。
レジャー施設 - ボウリング場とビリヤードを楽しめる「しょうざんボウル」、地中海リゾート風の「しょうざんプール」がある。

撮影後記

 しょうざん創業者の「長い歴史と伝統を誇る西陣の織物は美の極地だが、そのような美しい着尺の色や柄は、美しい環境から生まれる」という人間哲学によって運営されている、他とは一線を画すリゾート施設です。 初春の梅園、初夏のはなしょうぶと紫陽花、秋の紅葉、冬の雪景色と四季の移ろいを楽しめます。 錦秋の時期の京都でも、有名寺社のように混雑することもなく、文句なくおススメできます。 是非一度、足を運んでみてください。
 なお、所在地は衣笠鏡石町にありますが鷹峯に掲載しています。

更新履歴

2013年2月1日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

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