京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
日本海と太平洋の分水嶺に位置する右京区北部の丹波高原にあり、夏涼しく冬寒い内陸型の気候で降水量も多い。 北桑田郡南部にあった周山村、山国村、黒田村、弓削村、細野村、宇津村の五ヶ村が合併して成立し、平成17年に京都市に編入された。 総面積の9割以上を森林が占め、北山杉の磨丸太などの産地として古来より林業が盛んな地域である。 既に奈良時代、平安遷都に伴う大内裏造営の木材を供給する御杣料地(ごそまりょうち)として定められたという。 以来、禁裏御料地として林業が盛んになり、上桂川が地域の中央を流れているため、木材の切出し地となり、筏に組み京に運ばれた。 この筏流しによる水運は、自動車輸送にとって代わる戦後まで続いた。 南北朝時代に光厳上皇が常照皇寺を創建し、戦国時代に明智光秀が周山城を築き、戊辰戦争では山国の郷士が山国隊を結成したことでも知られる。
令制国制度以来、長らく丹波国に属していた京北地域。 2005年に有権者の8割を越える署名が集まり、長年の念願だった京都市(山城国)へ編入されました。 上桂川上流の隣接している花背地域とも地勢歴史上類似性のある地域であります。 両者とも同じ京都市の北に位置していますが、京北は周山街道の経由地として同じ北桑田郡に属していた美山との繋がりも深く、花脊は山城国愛宕郡由来の左京区(江戸時代初期までは丹波国桑田郡)に属していた経緯で、京北は「口丹波」カテゴリの方に掲載しています。
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