京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
「嵯峨釈迦堂」で親しまれている浄土宗知恩院派の古刹。 中世以来「融通念仏の道場」としても知られている。 嵯峨野のこの地は、嵯峨天皇の皇子で、「源氏物語」の主人公である光源氏の実在モデルの一人といわれる源融(みなもとのとおる)の山荘「棲霞観(せいかかん)」があった。 源融の一周忌に、生前に造立発願して果たせなかった阿弥陀三尊像を造り、これを安置した阿弥陀堂を「棲霞寺」と号したのが起源である。 その後、重明親王妃が新堂を建て、等身大の釈迦像を安置し、これが「釈迦堂」の起こりであるという。 その後、インド、中国、日本の三国伝来となる釈迦如来立像を持って宋から帰国した奝然が、その像を安置するため、愛宕山を中国の五台山に見立てた「大清涼寺」の建立を計画したが、志半ばで没したため、弟子の盛算が清涼寺を建立して像を安置した。 昭和28年、釈迦如来の背中に蓋が発見され、中に内臓を模した絹製の五臓六腑などが発見され国宝に指定された。 霊宝館には、国宝阿弥陀三尊像等、多数の文化財が祀られている。 このほか、境内には、奝然上人、源融、嵯峨天皇、壇林皇后の墓などがある。
嵯峨野にある、仁王門や本堂などの大堂が建っている大寺院で、たまに駐車場を利用させてもらいます。
境内は広く、落ち着いて撮影できるので、嵐山嵯峨野方面ではお気に入りの寺院のひとつであります。
なお、細かいことですが、「清凉寺」で「清涼寺」ではありません。
歴史の流れを大雑把に体系すると、阿弥陀三尊を本尊とする棲霞寺と、釈迦如来を本尊とする清凉寺という2つの寺院が関係しています。
南都出身の奝然は、平安京の西北にそびえる愛宕山麓の地に中心となる清凉寺を建立することで、都の東北に位置する比叡山に対抗しようとしたそうです。
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