智勝院

稲葉一鉄

臨済宗妙心寺の塔頭寺院。1597年、戦国武将 稲葉貞通が、父である美濃三人衆 稲葉良通(一鉄)の菩提を弔うために、妙心寺74世 単伝士印を請じて創建された。単伝禅師は、後に紫衣事件に連座して出羽国に配流された。

智勝院

智勝院について

基本情報

寺号
智勝院(ちしょういん)
宗派
臨済宗妙心寺派
寺格
妙心寺塔頭
創建
1597年(慶長二年)
開山
単伝士印 - 妙心寺74世。
開基
稲葉貞通 - 豊後国臼杵藩の初代藩主。
本尊
千手観世音菩薩
駐車場
無料駐車場あり - 妙心寺駐車場利用。
交通機関
妙心寺北門前バス停徒歩3分、京福妙心寺駅徒歩5分
住所
京都府京都市右京区花園妙心寺町48

概要

臨済宗大本山妙心寺の塔頭寺院。 慶長二年(1597年)、稲葉貞通(美濃の戦国武将で豊後国臼杵藩初代)は、父である稲葉良通(一鉄)の菩提を弔うために、妙心寺74世 単伝士印を請じて創建された。 智勝院の号は、貞通の法号による。 貞通は南化玄興に帰依していたため、南化の法嗣であった単伝が招かれた。 単伝は春日局の帰依を得ていたが、後に紫衣事件に連座して出羽国由利郡本荘藩の泉流寺に配流された。

見所

国重要文化財
絹本著色稲葉一鉄像 - 作風から長谷川等伯筆とされる。天正十七年玉甫紹琮の賛がある。稲葉一鉄(良通)没後一周忌に、子の貞通が京都の画家に命じて描かせたと伝える。
観光名所
本堂 - 千手観世音菩薩を安置する。
墓地 - 稲葉良通、稲葉貞通、斎藤利三夫妻の墓がある。

歴史

1597年
稲葉貞通は父一鉄の菩提を弔うために、妙心寺74世 単伝士印を請じて創建された。

撮影後記

 境内に「ゆりかご保育園」が併設されている大寺院妙心寺の塔頭寺院です。 この日は保育園のイベントがあるそうで、山門が開放されていたので、寄り道して入ってみることに。 はじめてお邪魔したのですが、保育園へのアプローチに手入れが行き届いたモミジが数多く植樹され、素晴らしいものを見させていただきました。

更新履歴

2015年1月14日
初版をアップロードしました。

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