京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
PHOTOGRAPH.PRO
スマホでも閲覧できるようになりました
京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
琵琶湖疏水の疏水分線に沿って、熊野若王子(にゃくおうじ)神社前の若王子(にゃこうじ)橋から銀閣寺の参道に架かる銀閣寺橋に至る全長約1.8kmの散策路。 「日本の道100選」に選ばれている散歩道である。 明治時代、文人墨客が大文字山の山麓に居を構え「文人の道」と称されていた。 その後、京都学派の哲学者 西田幾多郎や田邊元が好んで散策したため「哲学の小径」と云われたり、「思索の道」「疏水の小径」などと呼ばれた。 暗渠化して道路を通す計画もあったが、昭和47年に地元住民が保存運動を進めるに際して、「哲学の道」と決定した。 春になると、近くに居を構えた橋本関雪の妻 よねが寄贈したことに始まる桜並木「関雪桜」の桜のトンネルとなり、花見客で賑わう。
東山でも産寧坂地区のねねの道と共に、人気の観光コースです。
産寧坂地区は歴史的建築物が織りなす道といえますが、こちらは草花や昆虫、鳥など自然と一体となった散策路。
ギャラリーに掲載した蛍やカルガモをはじめ、オオムラサキやアサギマダラなどのチョウも見られるそうです。
哲学の道の由来となっている西田幾多郎博士は、晩年を鎌倉で療養し、終戦間際の昭和20年6月7日に鎌倉で死去しました。
私の鎌倉の自宅近くにも、博士の遺邸(学習院大学寸心荘)へと続く「鎌倉の哲学の道?」なる道路があります。
フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。