京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
出町柳にある浄土宗の寺である。 1605年(慶長十年)、摂津溝口領主 長谷川宗仁によって万愚牛廊を開山に中京区裏寺町に創建された。 1672年(寛文12年)、焼失後に現在地に寺基を遷した。 境内の地蔵堂には、舒明天皇の御代、百済から渡来したという北向地蔵尊が安置され、寿命長久に霊験があるとされる。 山門脇には早春に咲くオカメザクラが植えられ、いち早い花見を愉しむ京都市民が足を寄せる。
高野川と賀茂川が出会うこの地は、上流から運ばれてきた川砂が堆積し、「砂川」という小川が鴨川に注ぎ、砂の河原に囲まれていたそうです。
そこに浄土宗三カ寺(長徳寺、常林寺、正定院)が建ち、「砂川の三軒寺」のひとつといわれます。
南隣りには、以前アップした萩で有名な「常林寺」があり、寺町の大火で焼きだされて、長徳寺と同時期に出町柳に移ってきました。
境内どこを掘っても砂地なため、ハギの生育に適しているのだそうです。
サクラも水はけの良い土を好むので、良いのかもしれません。
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