仁和寺

旧御室御所

真言宗御室派総本山。門跡寺院で、宇多天皇が出家後、御室と呼ばれる僧坊を建てて住んだため、御室御所の別称があり、江戸時代終わりまで皇室出身者が代々門跡を務めた。また、世界遺産にも登録されている。

仁和寺

仁和寺について

撮影後記

 仁和寺は、御殿など一部を除き、広い境内が一般開放されているのがいいですね。 山に近いのか紅葉の色づきも驚くほどビビッドで、写真に撮りたい場所は目白押しです。 御殿も遅い時間に拝観したので、ほとんど参拝客もいなく、撮りたい画角で撮影できました。 冬は冬で、うっすらと雪化粧したのが京都の雪景色らしくてまた素敵でした。
 ただ、御室の桜を撮影していないのが心残り。(一本だけ狂い咲きしている木はありましたが) 満開の前日くらいまで京都の桜撮影をしていましたが、天候との兼ね合いで、東北の一本桜を優先するために京都を辞しました。 京都や鎌倉など古都の桜は、早咲きのヒガンザクラ系から遅咲きのサトザクラなど多種多様で、全部撮影するには1カ月以上かかるのです。

歴史・概要

真言宗御室派総本山。 山号を大内山と称する。 本尊は阿弥陀如来、開基は宇多天皇である。 門跡寺院で、宇多天皇は出家後、御室と呼ばれる僧坊を建てて住んだため、「御室御所(仁和寺御所)」の別称があり、江戸時代終わりまで皇室出身者が代々門跡を務める事となる。 明治維新以降は、仁和寺の門跡に皇族が就かなくなったこともあり、旧御室御所と称するようになった。 徒然草に登場する「仁和寺にある法師」の話は著名である。 886年、仁和寺は光孝天皇の勅願で「西山御願寺」と称する一寺の建立を発願されたことに始まる。 志なかばにして光孝天皇が崩御され、宇多天皇が先帝の遺旨を継がれ2年後の仁和4年に造営を完成させ、年号をとって仁和寺と号した。 室町時代にはやや衰退し、応仁の乱で伽藍は全焼した。 寛永年間、徳川幕府により伽藍が再興され、京都御所を再建する時期に当たっていたので、紫宸殿、清涼殿、常御殿などが下賜され、境内に移築されている。 昭和に入ってから、真言宗御室派の総本山となり、「古都京都の文化財」として、世界遺産に登録された。 御室は桜の名所としても知られ、「御室桜」の名が付いている。

住所: 京都府 京都市右京区御室大内33

更新履歴

2010年9月5日
初版をアップロードしました。
2010年10月7日
ギャラリーに作品を1点追加しました。
2011年1月23日
ギャラリーに作品を8点追加しました。
2011年5月30日
ギャラリーに作品を4点追加しました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

仁和寺紀行のコメント

コメントを書く

お名前 ※
ホームページ
コメント本文 ※
認証キー ※ (半角)
Captcha Code

フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。

おすすめギャラリー

鎌倉

鎌倉紀行

作品追加中
さくら

さくら紀行

作品追加中
美瑛・富良野