慈氏院

だるま堂

臨済宗大本山南禅寺の塔頭。1385年、義堂周信が足利義満の寄進で創建した。だるま堂には珍しい達磨大師の立像が安置されている。脚があることから、おあし(金銭)が寄るにかけて、「おあしがよる大師」と呼ばれる。

慈氏院

慈氏院について

基本情報

寺号
慈氏院(じしいん)
別称
達磨堂、だるま寺、おあしがよる大師
宗派
臨済宗南禅寺派
寺格
南禅寺塔頭
創建
1385年(元中二年 / 至徳二年)
開山
義堂周信 - 南禅寺44世。
本尊
観世音菩薩
駐車場
有料駐車場あり - 南禅寺駐車場利用。
交通機関
永観堂前バス停徒歩5分、地下鉄蹴上駅徒歩7分
住所
京都府京都市左京区南禅寺福地町86-14

概要

臨済宗大本山南禅寺の塔頭のひとつである。 1385年(元中二年 / 至徳二年)南禅寺44世 義堂周信が、足利義満より寿塔の地を譲られ創建された。 兵火で焼失し、1694年(元禄7年)徳島藩第2代藩主の蜂須賀綱矩の寄進によって再興された。 だるま堂には、珍しい達磨大師の立像が安置されている。 達磨大師に脚があることから、おあし(金銭)が寄るにかけて「おあしがよる大師」と呼ばれる。

見所

国重要文化財
絹本著色約翁徳倹像 - 鎌倉時代の作。
観光名所
本堂 - 観音大士像が安置されている。東側から南側にかけて池泉庭園がある。
達磨堂 - 珍しい達磨大師の立像が安置されている。達磨大師に脚があることから、おあし(金銭)が寄るにかけて「おあしがよる大師」と呼ばれる。
看雲席 - 二畳二台目の茶室。付近の民家にあった数奇屋を昭和6年に移したもの。
墓地 - 当院住持で南禅寺管長の柴山全慶の墓。

歴史

1385年
義堂周信が足利義満より寿塔の地を譲られ創建した。
南北朝時代
春屋妙葩が境内が手狭として南禅寺北辺の私有地を分け、その敷地に充てた。
応仁の乱
兵火で焼失した。
1694年
蜂須賀綱矩が再興した。
明治元年
現在の東山中学・高校付近より現在地に移った。
明治20年
塔頭語心院を合併した。

撮影後記

 中国の少林寺で面壁九年の座禅によって、手足が腐ってしまったというのが、あの丸っこい「だるまさん」。 実際の達磨大師は、禅の開祖とされているインド人の偉いお坊さんなのです。 ここの達磨像は、座禅している坐像ではなく二本足で立っている立像です。 達磨像の左右には、奉納されたミニだるまがびっしり並んでいて、どこか微笑ましい。

更新履歴

2015年10月13日
初版をアップロードしました。

慈氏院紀行のコメント

コメントを書く

お名前 ※
ホームページ
コメント本文 ※
認証キー ※ (半角)
Captcha Code

フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。

おすすめギャラリー

鎌倉

鎌倉紀行

作品追加中
さくら

さくら紀行

作品追加中
美瑛・富良野