京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
醍醐寺の南にある真言宗醍醐派の別格本山で醍醐寺の境外塔頭。 本堂に安置されている本尊千手観音は、貪欲に一言以上の願いを叶えることはないが、ただ一言だけ一心に祈ると願いが叶うといわれ、「一言観音」と称される。 このことから「一言寺」と通称され信仰が篤い。 寺伝によれば、平安時代末、藤原道憲(信西)の娘 阿波内待が、清水寺の本尊 観音菩薩の霊告により創建したと伝わる。 明治28年に旧一言寺が廃され、醍醐寺塔頭の金剛王院が移され醍醐寺別格本山 金剛王院(現一言寺)となった。 境内に立つ山桃の巨樹は、6月頃に結実し、「一言寺の梅」とも称される。
醍醐の旧奈良街道沿いにある寺号が素敵なお寺です。 旧一言寺の開基である阿波内侍は、信西の息女で、高倉天皇の中宮「建礼門院」の女房だったそうです。 平治の乱で島流しになり怨霊となった崇徳帝の寵愛をうけた女官で、平家滅亡後に剃髪し、1165年に大原寂光院に入寺しました。 終生、建礼門院に仕え、その最期を看取ったそうです。 寂光院のある大原草生の里では「大原女」のモデルとされているそうです。
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