石塔寺

お塔さん

向日市にある本化日蓮宗の単立本山。1310年、日像上人が法華題目の石塔婆を建立したのが始まりで、「お塔さん」として親しまれている。毎年5月に行われる「鶏冠井題目踊り」は、京都府指定無形民俗文化財である。

石塔寺

石塔寺について

基本情報

山号寺号
法性山石塔寺(ほうせいざんせきとうじ)
別称
お塔さん
宗派
本化日蓮宗
寺格
単立本山
創建
1310年(延慶三年)
開山
日像
開基
日成
本尊
十界大曼荼
駐車場
無料駐車場あり
交通機関
阪急西向日駅徒歩5分
住所
京都府向日市鶏冠井町山畑44

概要

向日市にある本化日蓮宗の単立本山。 鎌倉時代末の1310年(延慶三年)、日蓮弟子の日像上人が、法華題目の石塔婆を建立したのが始まりで、「お塔さん」として親しまれている。 室町時代になり、日成が石塔の傍らに堂宇を整備して「石塔寺」と称したと伝えられている。 毎年5月3日の花まつりに披露される「鶏冠井題目踊り」は、日像上人が炊いたご飯の湯気が「南無妙法蓮華経」と白く浮かび上がり、それを見た村人が喜ぶ様子を表現している題目踊りで、府の無形民俗文化財に指定されている。

見所

観光名所
本堂 - 本尊十界大曼荼を安置。
塔堂 - 日像上人が建立したと伝わる法華題目石塔婆を安置?
山門 - 門前に題目石塔が立っている。

行事

5月3日
花祭り(鶏冠井町題目踊) - 日像上人が炊いたご飯の湯気が「南無妙法蓮華経」と白く浮かび上がり、それを見た村人が喜ぶ様子を表現している題目踊り。(京都府指定無形民俗文化財)

歴史

1310年
日像が題目石塔を建立した。
1469~1487年
日成が題目石塔の傍らに堂宇を整備して「石塔寺」と称した。
1661~1672年
寛文年間、妙顕寺から独立して本山となり、末寺は近畿・備中に33ヶ寺を従え興隆した。
明治9年
鶏冠井村の興隆寺を合併吸収した。
明治10年
伽藍が整えられた。
昭和29年
日蓮宗から独立し、本化日蓮宗と公称した。

撮影後記

 門前を西国街道が通っていて、街道を北側に上ルと日像上人が説法したという説法石も残っています。 ちなみに、寺の位置する鶏冠井町は、長岡京の大極殿などが置かれた都の中心地でありました。 藤原種継暗殺事件は、この付近が舞台となったそうです。

更新履歴

2015年1月24日
初版をアップロードしました。

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