京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
鷹ヶ峰の地、本阿弥光悦の芸術村だったところに、江戸時代初期に建立された日蓮宗寺院。 日乾が開創、鷹峰檀林と称された。 寛永三名妓の吉野太夫(よしのたゆう)の菩提寺で、太夫ゆかりの吉野門や茶室遺芳庵がある。 また、毎年4月第2日曜には吉野太夫花供養が雅やかに行われ賑わう。 吉野太夫を偲んで植えられたという吉野桜(染井吉野)をはじめ、桜の名所でもある。
はじめてお邪魔した時のこと。
拝観受付をすると、本堂でお参りして、まず書院でビデオを見てくださいと勧められました。
そう云われてしまえば、早く庭園に行きたいところなのですが、我欲を抑え、まずビデオを見ることに。
他に誰もいなく自宅のシアタールーム化した部屋では、数年前のテレビ番組を上演していました。
吉野太夫がヒロインとなる脚本。
そのときの印象が刷り込みの如く脳裏に刻まれ、私の中では常照寺イコール吉野桜です。
なお、大夫の吉野で、吉野山の吉野ではないので、ヤマザクラは見かけなかったと記憶しているのですが。
吉野太夫の人となりを。
幼少のころに禿(遊女の世話をする娘)として林家に抱えられ、若干14歳で太夫になる。
歌に秀でていて、音楽の才もあり、さらに茶道、書道、華道、囲碁なども極めた才色兼備のスーパーレディだったらしい。
ちなみに、日乾上人に帰依したのは、本阿弥光悦の縁故からだそうです。
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