京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
明治維新において王政復古に尽力した岩倉具視が、幕末の4年間を幽棲した旧宅で、国の史跡に指定されている。 公武合体を進めた具視は、皇女和宮の将軍家降嫁に際し、倒幕急進派の弾劾を受け、1862年(文久2年)に官職を辞し、剃髪して岩倉村に蟄居した。 1864年(文久4年)、大工の藤吉の居宅を購入してここに移住し、1867年(慶応3年)に洛中帰洛を許された。 幽棲中には、坂本竜馬、中岡慎太郎、大久保利通らが訪れ、王政復古の密議が行われた。 茅葺と瓦葺の二棟からなる簡素な平屋建建築で、具視の遺品や明治維新関係文書などを展示する対岳文庫が併設されている。
岩倉の実相院から南東方向に3分ほど歩いた場所にあります。
長年にわたり管理してきた財団法人「岩倉公旧蹟保存会」の解散に伴って京都市に寄付され、平成25年5月から市による一般公開が始まりました。
岩倉具視が幽棲を始めた当初は、柱は傾き屋根からは雨漏りという惨状だったとか。
京都市歴史資料館に収蔵されている日記によれば、「あまりのひどさに、思わず涙がこぼれた。」と書かれているそうです。
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