岡崎別院

親鸞聖人岡崎草庵跡

親鸞の宗史蹟として真宗大谷派(東本願寺)の別院となっている。聖人はこの地に草庵を営み、ここから吉水草庵の法然のもとへ通い、承元の法難の後、赦免され帰洛した後、再びこの草庵に最初に住んだと伝える。

岡崎別院

岡崎別院について

基本情報

寺号
岡崎別院(おかざきべついん)
別称
岡崎草庵、親鸞屋敷、岡崎御坊
宗派
真宗大谷派
寺格
東本願寺別院
創建
1801年(享和元年)
開山
達如(たつにょ)
本尊
阿弥陀如来
駐車場
無料駐車場あり
交通機関
岡崎神社前バス停徒すぐ
住所
京都府京都市左京区岡崎天王町26
サイト
岡崎別院

概要

宗祖親鸞聖人の宗史蹟として真宗大谷派(東本願寺)の別院となっている。 比叡山を降りた親鸞が、この地に草庵を営み、ここから吉水草庵(安養寺)の法然のもとへ通ったといわれ、「親鸞屋敷」と称されていた。 承元の法難の後、赦免され帰洛した聖人は、再びこの地に最初に住んだと伝える。 1801年、その旧蹟に東本願寺の達如が創建したのがはじまり。 境内には親鸞が越後配流のおりに姿を映し名残を惜しんだと伝えられる「鏡池」が残る。

見所

観光名所
本堂 - 1801年の創建。
庭園 - 本堂と同時期に創建されたと伝えられる茶室「翠雲亭」がある。池の中央には、2009年に補修された朱塗りの橋「必度橋」が架かる。
鏡池 - 本堂西側の池は「姿見の池」とも呼ばれ、親鸞が越後配流のおりに姿を映し名残を惜しんだと伝えられる。
八房の梅 - 親鸞お手植えの由緒を伝える紅梅。
清池館 - 明治22年に新門(新しい門主)の学問所である御学館が移築された。現在は輪番所・専修学院別科生の部屋。

歴史

1201年
比叡山を降りた親鸞が、この地に草庵を営み、ここから吉水草庵(安養寺)の法然のもとへ通ったといわれ、「親鸞屋敷」と称されていた。
1207年
後鳥羽上皇が専修念仏を禁止し、法然を讃岐へ、親鸞を越後へと配流した。(承元の法難)
1235年頃
赦免された後、関東での生活を経て帰洛した聖人は、再びこの地に最初に住んだと伝える。
1801年
東本願寺第20代 達如と御門徒によって「親鸞屋敷」と読んだ草庵跡と伝えられるこの地に本堂が創建され「岡崎御坊」と称された。
明治9年
「岡崎別院」と改称された。
明治22年
新門の学問所である「清池館」が移築された。

撮影後記

 岡崎神社の西隣、黒谷の南にある寺院です。 山門を入ると白砂が敷かれ本堂まで続いています。 私は気が付かなかったのですが、大谷専修学院の横に庭園への入り口があって、庭園も拝観できるようです。
 岡崎別院で検索したら「婚活パーティー」の動画がヒットしたので拝見してみました。 今、あちこちで合コン流行っていますからね。 お寺でとは珍しい。

更新履歴

2012年6月22日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年3月23日
登録カテゴリを洛東から移動しました。

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