京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
岩倉にある臨済宗妙心寺派の禅寺。 この地には後水尾天皇の山荘であった幡枝離宮があった。 修学院離宮が完成すると、後水尾上皇の子である霊元天皇とその乳母の文英尼に幡枝離宮の御幸御殿と庭園を下賜され、1678年、文英尼が開基となり創建された。 幡枝離宮の庭園は国の名勝に指定され、比叡山を借景とする枯山水庭園として知られている。 一面に青苔がおおい、北隅の石組は後水尾上皇が自ら配したといわれ、杉木立の間から比叡山が見える。
比叡山を借景とする庭園で名高い禅刹です。
以前は写真撮影禁止だったそうですが、景観論争などの経緯があり、現在は誰でも撮影できます。
住職さんに、庭園の撮影技法に関して、いろいろ貴重なお話を聞くことができました。
私なりの指針としては、比叡山が顔を出しているときに拝観するのが最低条件です。
そして、客殿が東面しているので、午前中だと逆光になります。
私の場合は、比叡山のシルエットを強調し、かつ青苔に客殿の影を落とさないよう、できるだけコントラストをつけないよう心がけました。
叡山が陰っている時に、庭園に柔らかな光が入った瞬間を待って、辛抱強く撮影したのがギャラリーの作品です。
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