京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
京北にある曹洞宗の禅寺。 本能寺の変により明智光秀が築城の志を遂げることができなかった周山城の山裾に位置し、光秀ゆかりの寺として知られる。 釈迦堂には、市文の木造明智光秀坐像が安置されている。 織田信長の命で丹波攻略に訪れた光秀は、悪政を施していた宇津氏から民を開放し、光秀の徳を慕う村民が密かに祀った木像と伝わる。 逆臣の汚名を着せられていたため、木像は墨で塗りつぶされ、金具も外され、明智家の桔梗紋も隠されている。 秋には市指定天然記念物の大銀杏が黄葉する。
上京区の七本松通に同寺号の曹洞宗禅院があるため、山門に掲げられた「慈眼禅寺」に倣いました。
上京の方は、山号を福聚山と号し、道元が京都に創建した三か寺の一つとも伝わる禅刹です。
前回、弓削にあるしだれ桜で有名な福徳寺をアップしましたが、明智光秀が周山城を造営した際、城の用材に充てるため破却された寺院であります。
光秀と云えば、日本中で逆臣の汚名を着せられ、おまけに付近の寺社は、こういった経緯を持つため、逆賊扱いで快く思っていないはずです。
しかし、ここの駒札には、四代にわたって悪政を働いていた宇津氏を滅ぼしてくれた光秀を、英雄のように記述してあったのが印象的です。
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