梅ケ畑

高雄

周山街道の鳴滝から中川に至る地域で、紅葉名所として名高い高雄(高尾)がある。近隣の槙尾・栂尾とあわせ「三尾」と称す。嘗て「畑の姥」と呼ばれた梅ケ畑の女が、梯子や鞍掛けを頭に載せて都に品物を売り歩いた。

梅ケ畑

梅ケ畑について

基本情報

名称
梅ケ畑(うめがはた)
指定
国史跡(高山寺)、世界文化遺産(高山寺)
交通機関
JRバス高雄京北線利用
所在地
京都府京都市右京区
サイト
高雄保勝会

概要

周山街道の鳴滝から中川に至る街道沿いの地域で、もと葛野郡梅ケ畑村。 昭和6年に京都市右京区編入された。 街道沿いには紅葉の名所として名高い高雄(高尾)があり、近隣の槙尾(まきのお)、栂尾(とがのお)とあわせ「三尾(さんび)」と称される。 かつて「畑の姥(はたのうば)」と呼ばれた梅ケ畑の女が、梯子、床几や鞍掛けを頭に載せて、都に品物を売り歩いた。 清滝川沿いには、高雄山神護寺、槙尾山西明寺、栂尾山高山寺の高雄三山の名刹が佇み、料理旅館では川床料理が楽しめる。

見所

国史跡
高山寺 - 高山寺紀行アップ時に記載します。
府文化財
梅ヶ畑遺跡(袈裟襷文銅鐸) - 弥生時代の銅鐸。梅ヶ畑向地町の梅ヶ畑遺跡から出土した市内唯一の銅鐸。
観光名所
神護寺 - 高雄山中腹に位置する山岳寺院で、タカオモミジが染まると、京都の紅葉シーズン到来として知られる。開基は和気清麻呂で、神護寺初代の弘法大師空海は、唐より帰朝後、14年間住持し、真言密教の基礎を築いた。
西明寺 - 真言宗大覚寺派の古刹。高雄の神護寺と栂尾の高山寺の間に位置する。弘法大師の高弟である智泉大徳が、神護寺の別院として9世紀前半に創建したと伝える。裏山に数万本の山ツツジが咲きそろう春と秋の紅葉は美しい。
平岡八幡宮 - 空海が、神護寺の守護神として創建した山城国最古の八幡宮。本殿格天井には、44面の花絵が描かれ、「花の天井」と称される。境内には、多種多様な椿が植えられ、例祭では「三役相撲」と「剣鉾差し」が行われる。

撮影後記

 薪を頭に載せて行商する大原の女が「大原女(おはらめ)」なら、こちらは梯子、床几、鞍懸を頭に載せて行商する畑の姥こと「高雄女(たかおめ)」。 その重さたるや、なんと24貫(約90㎏)なんだとか。 信じがたい重さですが、ネットに納得の写真が載っていました。 昔の女は強しです。

更新履歴

2015年10月2日
初版をアップロードしました。

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