京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
静市市原町にある天台宗補陀洛寺は、謡曲「通小町」で小野小町終焉の地とされ、「小町寺」と通称される。 静市は小野氏の領地であり、晩年の小町は父親が住んでいた静市静原町の荒れ果てた生家に身を寄せ、朽木の倒れるように亡くなった。 小町の遺体は弔う人もいなく、風雨にさらされて髑髏化していったと謡われる。 945年(天慶8年)、静原の地に天台座主 延昌の発願により、清原深養父の山荘を寺にしたのが起源とされる。 中世に廃絶したが、市原の現在地に名刹を継いで再興された。 本堂には絶世の美女と謳われた小町像とはかけ離れた小野小町老衰像を安置する。 他に小町の供養塔や小町のもとに百夜通いしたという深草少将の供養塔などがある。
鞍馬街道の篠峠にある寺で、この付近には他にも、静林寺、恵光寺、大念寺と多くの寺が集まり、一帯の葬送霊域となっているようです。 正式な寺号は「補陀洛寺」と号します。 鎌倉にもあるのですが、南方の補陀洛浄土に基づくものかと思われます。
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