京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
盆地特有のうだるような蒸し暑さで知られる京都では、涼みの文化が根付いています。
徒然草でも述べられている町家のしつらえ、夏を乗りきるための京野菜や京菓子、そして床です。
床には大きく分けて、都市型の鴨川の涼風を利用した「納涼床」と、郊外型の貴船や高雄などの川の涼しさを生かした「川床」があります。
特に貴船の川床は、高雄や鷹峯の川床と違って、川の真上に桟敷が出て真下にせせらぎを聞くことができるので、涼しさが違います。
真夏でも床の平均気温23.5度と、市街地の気温より10度は低いそうです。
ただし、私も含めた手元不如意の庶民には、身体より懐の方が涼しくなるかもしれません。
なお、貴船神社は別ページに掲載します。
貴船川に沿って貴船神社とその末社、及び20軒ほどの料理旅館が数キロにわたり点在し、「京の奥座敷」と呼ばれる。 貴船川は、芹生峠を源とし、貴船の山間集落を流れ、叡山電鉄貴船駅付近で鞍馬川に合流する鴨川・淀川の源流のひとつである。 初夏には、和泉式部も詠んだ源氏蛍が乱舞し、鮎・いわな・ニジマスなどの清流に生息する川魚も泳いでいる。 料理旅館街では、京都の夏の風物詩として知られる「貴船の川床」が行われる。 床の始まりは大正時代で、行社が涼むために川で一服する際、小さな床机に腰をすえて、足を洗っているところに、おもてなししたのが始まりとされる。 また、秋には「貴船もみじ灯篭」が行われ、モミジがライトアップされ、料理旅館街には灯籠が並ぶ。
所在地: 京都市左京区 鞍馬貴船町
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