京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
太秦にある京都の古社のひとつで、「続日本紀」の701年の条に記載がみられる。 摂社に養蚕・織物・染色の始祖を祀る養蚕神社があることから、「蚕の社」と通称されている。 養蚕や機織の技術を持っていた秦氏が、水の神を祀ったのが由来と伝わる。 平安時代、祈雨の神として信仰され、祈雨の奉幣が行なわれていた。 境内は社殿を森が取囲み森閑としている。 嵯峨天皇がこの地から糺(ただす)を下鴨神社に遷したといわれ、「元糺の森」と呼ばれ、秦氏と賀茂氏との結びつきが想像できる。 元糺の森にある元糺の池上には、三方正面の珍しい「三柱鳥居」が立つ。
太秦にある古社で、住宅街の中に「元糺の森」と呼ばれる森閑とした境内が浮島のごとく鎮座しています。
ただ、世界遺産「糺の森」ほどは広くありません。
タイトルは「木嶋神社」としましたが、蚕ノ社と駅名にもなっている「蚕の社」の方が通りがよいです。
正式名称の木嶋坐天照御魂神社は「木嶋に鎮座する天照御魂神の社」という意味だそうです。
この神社には、鳥居を正三角形状に三基組み合わせた「三柱鳥居」が有名ですが、撮影時、その存在を知りませんでした。
今度、撮影しなくちゃ。
これは京都三珍鳥居の一つだそうです。(他は京都御苑の厳島神社の唐破風鳥居と北野天満宮の伴氏神社の鳥居)
ただ、残念ながら近隣の宅地開発が原因で、鳥居が立つ元糺の池の霊水が枯れてしまったそうです。
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