佛光寺本廟

親鸞聖人の御廟所

粟田口にある真宗佛光寺派本山佛光寺の別院で、宗祖親鸞聖人の御廟所とされる。真宗佛光寺派の墓所でもあり、全門末の崇敬を集めている。平安時代の刀匠である三条宗近が、名刀を鍛えた井水が境内にあったという。

佛光寺本廟

佛光寺本廟について

基本情報

寺号
佛光寺本廟(ぶっこうじほんびょう)
別称
東山廟所
宗派
真宗佛光寺派
寺格
別院
創建
1688年~1703年(元禄年間)
開基
瑞如 - 佛光寺20世。
駐車場
無料駐車場あり
交通機関
神宮道バス停徒歩3分、地下鉄東山駅または蹴上駅徒歩5分
住所
京都府京都市東山区粟田口鍛冶町14

概要

粟田口にある真宗佛光寺派本山佛光寺の別院で、宗祖である親鸞聖人の御廟所とされる。 真宗佛光寺派の墓所でもあり、全門末の崇敬を集めている。 御廟(おたまや)には、親鸞聖人の御真骨が足利尊氏寄進の舎利容器に納められて地下に安置されている。 1688年~1703年(元禄年間)佛光寺20世瑞如が本山より廟堂を遷した。 また、平安時代中期の刀匠 三条小鍛冶が刀剣を鋳るときに用いた井水が境内にあったという。

見所

観光名所
御廟 - 親鸞聖人の御真骨が、足利尊氏寄進の舎利容器に納められて地下に安置されている。
光寿堂 - 納骨堂。八日講では3階で法話がある。
唐門 - 明治時代の建立。
三条小鍛冶宗近古跡の石碑 - 「拾遺都名所図会」によれば、平安時代中期の刀匠 三条宗近が刀剣を鋳るときに用いた井水があった。

行事

毎月8日
八日講 - 本堂での追弔会後、光寿堂で法話がある。
5月11日
宗祖親鸞聖人御誕生法要
7月12~15日
暁天講座
8月11日
敬祖会追弔法要
9月27日
報恩講

歴史

1272年
鳥辺野に納められていた親鸞の遺骨を山科の興隆正法寺(佛光寺の前身)に遷して奉安したと伝わる。
1688~1703年
元禄年間、佛光寺20世瑞如が本山より廟堂を遷した。

撮影後記

 平安時代の名匠宗近は、粟田口三条坊に住していたことから「三条小鍛冶」「三条宗近」と呼ばれます。 平安時代中期の刀匠であり、現存するものは多くはありませんが、徳川宗家伝来の国宝三日月宗近は「天下五剣」の一つに数えられる太刀です。 祇園祭での長刀鉾の鉾頭の長刀は、宗近が愛娘の病気治癒を感謝して祇園社に奉納したものと伝わります。

更新履歴

2015年9月30日
初版をアップロードしました。

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