長尾天満宮

醍醐の氏神さん

醍醐寺に隣接して鎮座し、「醍醐の氏神さん」として信仰を集める。949年、醍醐天皇によって菅原道真の怨霊を鎮めるため創建され、秀吉によって再興された。境内に道真が墳墓に望んでいたという菅公衣裳塚がある。

長尾天満宮

長尾天満宮について

基本情報

社名
長尾天満宮(ながおてんまんぐう)
別称
醍醐の氏神さん
創建
949年(天暦三年)
主祭神
菅原道真、大己貴命(大国主)、須佐之男命(スサノオ)
旧社格
村社
例祭
11月1日
駐車場
専用駐車場なし
交通機関
醍醐三宝院バス停徒歩5分
住所
京都府京都市伏見区醍醐赤間南裏町21

概要

醍醐寺の北隣に鎮座し、「醍醐の氏神さん」と呼ばれ、産土神として信仰を集めた。 949年(天暦三年)醍醐天皇の御願により、菅原道真の怨霊を鎮めるため創建されたと伝わる。 その後、豊臣秀吉によって再興され、現本殿は1821年(文政4年)の再建。 境内には菅原道真が墳墓に望んでいたという菅公衣裳塚があり、大宰府から道真の衣服と遺物が持ち帰られ埋められたと伝わる。

見所

観光名所
本殿 - 1821年(文政4年)の再建。
拝殿
鳥居 - 1641年に建立された石造鳥居。
頼政道跡の碑 - 以仁王挙兵の際に源頼政が、三井寺から奈良へ落ちるときに通った道といわれる。
菅公衣裳塚 - 生前の菅原道真が、墳墓に望んでいたという塚。大宰府から道真の衣服と遺物が持ち帰られ埋められたと伝わる。
皇太神宮 - 天照大御神、豊受大御神を祀る。
末社 - 八幡宮、稲荷社、三社(春日社、蛭子社、住吉社)

歴史

903年
醍醐寺開祖である聖宝の弟子 観賢が、菅原道真の墓を此の地に築いたと伝わる。
949年
醍醐天皇の御願により、菅原道真の怨霊を鎮めるため創建されたと伝わる。
1598年
豊臣秀吉によって再興された。
1801年
社殿が再建された。
1805年
火災で焼失した。
1821年
本殿が再建された。

撮影後記

 醍醐寺金堂の北側にある創建の由緒は不詳の天満宮。 豊臣秀吉が紀州満願寺にあった本堂を、醍醐寺の金堂として移すように命じ慶長3年(1598年)から移築を開始し、落慶したのは秀吉没後の慶長5年(1600年)。 事故が発生したりで、移築作業が一向にはかどらなかったとか。 これが菅原道真の怨念とされ、創建されたという説もあるそうです。

更新履歴

2015年1月16日
初版をアップロードしました。

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