地蔵院

竹の寺

1367年創建された臨済宗系の単立寺院。開山は夢窓国師で、開基は室町幕府管領の細川頼之。竹林で囲まれていることから「竹の寺」で知られる。一休宗純は、幼少時から6歳まで、この寺で修養したと伝えられる。

地蔵院

地蔵院について

撮影後記

 鈴虫寺から歩いて3分、竹林の中にひっそりと佇む禅刹です。 紅葉の最盛期でしたが、観光客はそれほど多くはなく、ゆっくり撮影できました。
 それにしても、竹林を背景にすると、紅葉というか黄葉は、こうも引立つものでしょうか。 新たな発見でした。 実際、この目で見て、この耳で聞くと、さらに感動します。 秋風で竹が撓り、笹がサラサラと音を奏で、竹林からの木漏れ日が楓を部分的に照らし、一度として同じ絵はありません。 これは、スチール写真では、なかなか表現できないことです。 興味ある方は、秋空の元、是非お参りに来て観てください。 オススメです。

概要・歴史

山号を衣笠山とする臨済宗系の単立寺院。 開山は夢窓国師で、開基は細川頼之。 本尊は伝教大師作とも伝わる地蔵菩薩。 竹林で囲まれていることから「竹の寺」の通称で知られる。 一休宗純は、幼少時から6歳まで、この寺で修養したと伝えられる。 この地には、歌人で衣笠内大臣・藤原家良の別荘があった。 1367年、室町幕府管領の細川頼之が夢窓疎石の高弟・碧潭周皎(宗鏡禅師)に帰依して創建された。 南北朝時代には勅願寺となって17万平方メートルにも及ぶ堂塔伽藍を備え興隆したが、応仁の乱の兵火により焼失し衰えた。 江戸時代初期、古霊和尚によりに中興され、江戸期には天龍寺に属した。 もとは臨済宗天龍寺派に属していたが、1968年に独立して単立寺院となった。 現在は、1935年再建された本堂と方丈、庫裡が再建されている。 方丈庭園は「十六羅漢の庭」と称される杉苔に自然石を配置した平庭式枯山水庭園である。 本堂横手には細川頼之、宗鏡禅師の墓があり、細川石と呼ばれる。

住所: 京都市 西京区山田北ノ町23

更新履歴

2010年10月19日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。
2014年3月23日
登録カテゴリを洛西から移動しました。

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