京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
宇治の産土神で宇治川沿いにある古社。 「日本書紀」によれば、応神天皇の皇子 莵道稚郎子が、兄の仁徳天皇との皇位を巡る葛藤から宇治川に入水し、仁徳天皇が、弟の邸宅 莵道の宮(うじのみや)に、霊を祀ったことが由来といわれる。 対岸に平等院が建立されると、その鎮守社とされた。 明治維新までは、宇治上神社と一対で「宇治離宮明神(うじりきゅうみょうじん)」と称され、その下社であった。 祭神の菟道稚郎子は、「源氏物語 宇治十帖」の八宮(はちのみや)のモデルともいわれている。 毎年6月8日には、宇治上神社との合同祭「宇治離宮祭 」が行われ、市中を神輿が巡行する。
世界遺産「宇治上神社」の下社にあたる由緒ある古社です。
宇治川にかかる朝霧橋を渡ると東詰に宇治神社の鳥居があり、石段を上れば拝殿と本殿があります。
平安時代造営の宇治上神社本殿のように国宝指定ではありませんが、こちらの本殿も時代は古く鎌倉時代のものです。
宇治上神社とセットで拝観するとよいでしょう。
時間がれば、ちょっと足を延ばして、さわらびの道(宇治川の東岸から末多武利神社、宇治神社と宇治上神社を経て源氏物語ミュージアムに至る石畳の散歩道)も歩くのもよいかと思います。
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