敷地神社

わら天神

衣笠の産土神として北山天神丘に鎮座していたが、足利義満が北山殿を造営するときに現在地に遷座したと伝わる。安産の神「わら天神」として通称され、わらのお守りの節の有無で胎児の性別を占う信仰がある。

わら天神

わら天神について

基本情報

社名
敷地神社(しきちじんじゃ)
別称
わら天神、わら天神宮、はら帯天神
創建
不詳
主祭神
木花開耶姫命(コノハナノサクヤビメ)
旧社格
村社
例祭
4月第1日曜日
駐車場
無料駐車場あり
交通機関
わら天神バス停下車すぐ
住所
京都府京都市北区衣笠天神森町10

概要

創建年代は不詳だが、衣笠の産土神として北山天神丘に鎮座していたと伝わる。 平安時代初期、淳和天皇が勅使を派遣して止雨を祈願し、この地に氷室が設けられ、その夫役として加賀国から移住した者が、崇敬していた菅生石部神の分霊を勧請し、北山の神の西隣に祀り、祭神を菅生石部神の御母コノハナノサクヤビメと定めた。 足利義満が、西園寺北山殿を造営するときに、参拝に不便になり、両社を合祀して現在地に移したといわれる。 安産の神「わら天神」としてとして有名で、安産祈願のときに、わらのお守りが授けられ、わらに節があれば男の子、節がなければ女の子が生まれるという民間信仰がある。

見所

観光名所
本殿
拝殿
舞殿
末社 - 綾杉社(応仁の乱の兵火を免れたが、明治29年の台風で倒壊)大山祇社、八幡社、六勝稲荷社(試験合格の神として信仰を集める)。

祭事

毎月9日
月次祭
1月1日
歳旦祭
2月上午日
初午祭
2月3日
節分祭
4月第1日曜
春季大祭 - 本殿祭、北山お弓祭(大弓奉的)、神幸祭(衣笠地区神輿渡御)
10月26日
秋季大祭 - 大蔵流茂山社中による狂言が奉納。
11月23日
新嘗祭

歴史

奈良時代
衣笠の産土神として北山天神丘に鎮座していたと伝わる。
828年
淳和天皇が勅使を派遣して止雨を祈願したと伝わる。
831年
この地に氷室が設けられ、その夫役として加賀国から移住した者が、崇敬していた菅生石部神の分霊を勧請し、北山の神の西隣に祀り、祭神を菅生石部神の御母コノハナノサクヤビメと定めた。
1397年
足利義満が、西園寺北山殿を造営するときに、参拝に不便になり、両社を合祀して現在地に移したといわれる。
明治29年
末社の綾杉明神の御神木が台風で倒壊。

撮影後記

 平野神社の北側、西大路通沿いにある神社です。 この神社は、毎月9日の戌の日に名物の「うぶ餅」をいただける茶店が境内にたちます。 乳祈祷のあま酒を配したお餅に、きな粉がたっぷりまぶしてあります。 この日は妊娠9ヶ月の妊婦さんをはじめ、安産祈願の方が大勢お参りにきて、境内はいつもより賑わいます。

更新履歴

2012年6月23日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2015年2月25日
「洛西」カテゴリから移動しました。

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