京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
臨済宗大本山妙心寺の塔頭寺院のひとつである。 特芳禅傑による「霊雲派」の本庵で、「龍泉派」「東海派」「聖澤派」ともに、妙心寺発展の基礎となった妙心寺四派のひとつである。 1526年(大永6年)、妙心寺25世 大休宗休が、師の特芳禅傑を勧請開山にして、細川家重臣であった薬師寺一族の菩提を弔うために、帰依した薬師寺備後守国長の室 霊雲院(清範尼)の援助を得て創建された。 大休宗休国師は創建開祖(第二世)となって、晩年住した。 大休宗休に帰依した後奈良天皇が度々行幸された書院の御座所「御幸の間」は当時のもので、狩野元信の障壁画を擁し、国の重要文化財に指定されている。 また庭園は国の名勝である。
妙心寺中興開山 雪江宗深(特芳禅師の師匠)に「寿は特芳」と称された霊雲派の本庵です。 公開塔頭ではなく、特別公開の機会にも恵まれていないので、表門越しの景観だけ掲載しています。 なお、大休宗休禅師は幼いときに同じ臨済宗の東福寺永明庵で出家していて、東福寺の塔頭にも「霊雲院」が存在しますが、特に関連はないようです。
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