京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
833年、淳和上皇が離宮「淳和院」に移り、勅諚により奈良春日大社より春日大神を勧請し鎮守社としたのが起源。 淳和院は、御所の西にあることから「西院(さいいん)」と称された。 毎月1・11・15日に公開されている疱瘡石は、淳和天皇皇女 崇子内親王が天然痘にかかり、当社で祈願をされると、神前の石に疱瘡が移り快癒したといわれ、病気平癒の霊石として信仰されている。 摂社の還来(もどろき)神社は旅行安全の神として信仰が篤い。 10月第2土曜日曜に行われる「春日祭」は、江戸時代作の東組神輿・西組神輿と五基の剣鉾をはじめ総勢1000名が練り歩く盛大な大祭。 還御直前に神輿が拝殿を三度回る「西院の拝殿回り」が行われる。
平成13年から公開が始まった疱瘡石ですが、市内の図書館に疱瘡石が内陣の中にあるという記述がされているのに気づき、四棟ある春日造りの本殿を探したところ、見つかったということです。 また、春日祭での剣鉾は、5つの氏子町鉾仲間には鉾差しの衣装が持回りで保存され、差し手は一乗寺や鹿ケ谷の方から決まった人が来るという信頼関係で維持され、祭礼終了後には、トウヤが接待するという関係が今日まで保たれているのことです。
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