多治神社

田原の御田

 慶雲年間(704年~708年)に創建されたと伝わる日吉町の古社。毎年5月3日、稲作の過程を模擬的に演じる「田原の御田」は、鎌倉時代より続く豊作を願う芸能で、国の重要無形民族文化財に指定されている。

多治神社

多治神社について

基本情報

社名
多治神社(たぢじんじゃ)
創建
伝 704年~708年(慶雲年間)
主祭神
天太玉命(フトダマ)、大山咋命
旧社格
郷社
例祭
10月15日
駐車場
無料駐車場あり
住所
京都府南丹市日吉町田原宮ノ後2

概要・歴史

 社伝によれば、慶雲年間(704年~708年)天智天皇の第三皇子 田原左大臣によって創建されたと伝わる。 現在の本殿は1775年の再建。 二間社流れ造りでは丹波地方で最大級である。 毎年5月3日、立人二人が中心となり、種まき準備から田植刈り取りまでの稲作を模擬的に演じる「田原の御田」は、鎌倉時代より続く豊作を願う芸能で、国の重要無形民族文化財に指定されている。 また、例祭の神輿渡御の際には「かっこすり」と呼ばれる室町時代からの芸能が行われる。

見所

府文化財
本殿 - 1775年の再建。二間社流れ造りでは丹波地方で最大級である。
市文化財
御輿二基
府環境保全地区
拝殿
摂末社

祭事

5月3日
田原の御田(おんだ) - 国重要無形民族文化財。立人二人が中心となり、種まき準備から田植刈り取りまでの稲作を模擬的に演じる鎌倉時代より続く豊作を願う芸能。
10月15日
かっこすり(例祭) - 府無形民俗文化財。秋祭りの神輿渡御の際に演じられる室町時代からの芸能。

撮影後記

 日吉から京北の弓削や美山へと抜ける街道沿いにある古社です。 本殿の前にはタラヨウの高木が並ぶように立ち、垣の中に入って、本殿の前でお参りできます。
 この神社には、フロントガラスからチラ見した参道が素敵だったのでぶらっと立ち寄ってみました。 街道沿いには茅葺民家などもポツポツと点在し、道路が整備されている割には交通量も比較的少ないので、阪神在住の方が美山へドライブの際に立ち寄るとよいかもしれません。

更新履歴

2012年6月3日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。

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