京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
京都屈指の山岳寺院で、本殿がある上境内まで、ケーブルカーが運営している珍しい寺院です。
宗教法人としては日本で唯一の鉄道事業者ということらしいです。
私は、写真を撮るために、夜が明けぬうちから登ることが多いので、ケーブルカーを利用したことはありませんが。
また、貴船側にも西門があり、奥の院経由で本殿まで辿り着くこともできます。
ギャラリーに掲載した雪化粧の写真を撮った日のこと。
冬の張りつめた早朝で、金堂からお坊さんが唱えてくる声がよく通ります。
「朝早い参拝者に御加護があらんことを」のような行が耳に入って、そんなことまで気にしてくれるのかと、ちょっぴり感動しました。
どうもありがとうございます。
ただ、鞍馬寺に参拝するのは朝早いのですが、相性がイマイチのようで、比叡の峯から太陽が昇ってくる瞬間を撮影できません。
上境内にたどり着くと、北方から雲が流れてきてしまいます。
山岳寺院の撮影は、なかなか思うようにいかないですね。
山号を鞍馬山とする鞍馬弘教(こうきょう)総本山。 開基は鑑禎(がんてい)、本尊は三尊尊天(毘沙門天、千手観世音菩薩、護法魔王尊の三身一体の本尊)である。 鞍馬は牛若丸(源義経)が修行をした地として知られ、大佛次郎の著書「鞍馬天狗」でも有名。 平安時代は、京都の北方守護の寺院として信仰を集めた。 寺伝によると、770年に鑑真の高弟である鑑禎が、鞍を背負った白馬の導きでこの地に至り草庵を結び、毘沙門天を本尊として奉安したのが起源とされる。 また、「今昔物語集」「扶桑略記」によると、796年に藤原南家の藤原伊勢人(いせんど)が、桓武天皇の勅命で、毘沙門天と千手観音を安置する伽藍を建立して、北方鎮護の道場にしたとも記されている。 寛平年間(889年~897年)、東寺の峯延(ぶえん)が入寺し真言宗の寺院とした。 白河上皇や関白の藤原師通が参詣するなど、平安貴族に広く信仰を集めた。 天永年間(1110年~1113年)、天台座主の忠尋が天台宗に改宗し、青蓮院の支配下におかれた。 応仁の乱では、公家の三条西実隆が疎開した。 1812年、山全体が炎上する大火災に遭い、昭和20年には本殿などが焼失。 昭和22年、住職の信楽香雲が、鞍馬弘教を開宗。 昭和24年に、天台宗から独立して鞍馬弘教総本山となった。 毎年6月20日には、竹伐り会式(たけきりえしき)が行われる。
住所: 京都府 京都市左京区鞍馬本町1074
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