双林院

山科聖天

山科にある1665年創建の天台宗寺院で、毘沙門堂の塔頭。聖天堂には、象頭人身の大聖歓喜天が祀られ、「山科聖天」と通称される。70体近い二神が抱き合う双身像などがあり、夫婦円満、子授かりなどの御利益がある。

山科聖天

山科聖天について

基本情報

山号寺号
護法山双林院(ごほうざんそうりんいん)
別称
山科聖天、山科の聖天さん
宗派
天台宗
寺格
毘沙門堂塔頭
創建
1665年(寛文五年)
開山
公海
本尊
歓喜天
駐車場
無料駐車場あり
交通機関
山科駅徒歩20分
住所
京都府京都市山科区安朱稲荷山町18‐1

概要

山科にある天台宗寺院で、毘沙門堂門跡の塔頭。 聖天堂には、頭が象で首から下は人間の姿の大聖歓喜天(秘仏)が祀られ、「山科聖天」と通称される。 70体近い二神が抱き合う双身像や単身像があり、夫婦円満、子授かりなどの御利益がある。 1665年、公海による毘沙門堂の復興とともに、山内塔頭として創建された。 春は桜、秋はモミジが深く色づく。

見所

観光名所
聖天堂 - 頭が象で、首から下は人間の姿の大聖歓喜天(秘仏)が祀られている。70体近い二神が抱き合う双身像や単身像があり、夫婦円満、子授かりなどの御利益がある。
不動堂 - 明治16年の建立。比叡山無動寺より勧請された桃山時代作の不動明王像を安置。
阿弥陀堂 - 湖東三山のひとつ、滋賀県甲良町の西明寺より勧請された平安時代中期作の阿弥陀如来像を安置。創建時の本尊で「光芒の弥陀」と称された。
不動の滝 - 岩に不動明王石像が彫られている。

行事

2月節分
節分祭
9月16日
大般若祭
11月
もみじ祭り

歴史

1665年
公海による毘沙門堂の復興とともに、山内塔頭として阿弥陀如来を本尊として創建された。
明治元年
聖天堂が建立され、毘沙門堂門主 公遵法親王の念持仏の大聖歓喜天を本尊とした。
明治16年
不動堂が建立され、比叡山無動寺より不動明王を勧請した。

撮影後記

 毘沙門堂の西側の谷沿いにある寺院です。 厨子に納められた秘仏本尊の他、武田信玄や多くの檀信徒などから奉納された聖天像も合祀し「山科の聖天さん」として親しまれています。 頭が象で首から下は人間の姿の大聖歓喜天は、ヒンドゥー教のシヴァ神と妃パールパティーとの子で、仏教では大日如来と十一面観音の化身の姿であるそうです。 毘沙門堂にお参りに来たついでに、立ち寄ってみるといいでしょう。

更新履歴

2012年10月15日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。
2014年3月23日
登録カテゴリを洛東から移動しました。

山科聖天紀行のコメント

コメントを書く

お名前 ※
ホームページ
コメント本文 ※
認証キー ※ (半角)
Captcha Code

フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。

おすすめギャラリー

鎌倉

鎌倉紀行

作品追加中
さくら

さくら紀行

作品追加中
美瑛・富良野