京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
北野天満宮の北西に建ち、京都屈指の桜の名所として名高い。 平城京の田村後宮から長岡京を経て、平安遷都の時に、この地に遷座された。 歴朝の崇敬篤く幾度の行幸があり、源氏や平氏など武士の信仰も集めた。 本殿は珍しい様式の「平野造」で国の重文。 境内には、約50種400本の桜が植樹され、3月中旬の早咲きから4月中旬の遅咲き里桜まで一ヶ月に渡り咲き競う。 また、江戸時代より「平野の夜桜」としても知られ、桜苑では露店が立ち並び、夜桜の下で宴会が開かれ大変賑わう。 花山天皇が境内に数千本の桜を植樹されたことに由来する毎年4月10日の「桜まつり」では、満開の桜の下、神輿や花山車の行列が練り歩く。
京都人には今さら説明するまでもありませんが、珍種サトザクラの宝庫です。
珍種が多い桜園は全国他にもありますが、古来からお公家さんに愛された秘伝の桜が奉納されてきた必然的なもので、そこが他の場所との違いです。
さすがは花の都と謳われる京都だけあります。
江戸時代には、今の倍の100種類もあったそうで、円山公園の初代祇園枝垂桜や、大阪造幣局の桜の通り抜けのサクラも、平野神社から移植されたものもあるとか。
ただ、残念ながらギャラリーに掲載しているのは、魁桜と染井吉野のみ。
珍種は遅咲きが多く、東北などの一本桜を優先したいがため、撮影したことはありません。
以下に珍種十品種を開花順に挙げときます。
魁桜(さきがけざくら)、寝覚桜(ねざめざくら)、胡蝶桜(こちょうざくら)、嵐山桜(らんざんざくら)、虎の尾桜(とらのおざくら)、平野妹背桜(ひらのいもせざくら)御衣黄桜(ぎょいこうざくら)、松月桜(しょげつざくら)、手弱女桜(たおやめざくら)、突葉根桜(つくばねざくら)。
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