京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
上鳥羽にある日蓮宗寺院。 貞門俳譜の祖 松永貞徳が当寺に葬られ、貞徳ゆかりの寺として知られる。 文和年間(1352~1355年)、妙実により創建された。 妙覚寺の筆頭末寺として隠居寺として興隆したが、桃山時代に妙覚寺日奥の不受不施派に連座し弾圧を受け、以降50年間に渡り寺勢が衰退した。 江戸時代には朝鮮通信使の休息所として使われていた。 境内には松永貞徳旧宅と伝わる芦の丸屋があったが、台風被害で倒壊してしまった。
門前を千本通が通っています。 千本通は平安京の朱雀大路に相当して、北上すると鷹峯に行き着きます。 羅城門跡以南は一般に鳥羽街道といわれ、淀へと至ります。 江戸時代、朝鮮通信使は大坂から船で淀川を遡り、淀から上鳥羽に至って京へ入ります。 その道中ということで、休息所として使われていたそうです。 また、鳥羽街道には車石が二列に並べられ、牛車はこの石の上を通っていたそうで、境内にその車石が保存されています。
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