大谷祖廟

東大谷

真宗本廟(東本願寺)の飛地境内で、親鸞聖人の御廟とされ、「東大谷」と通称される。本願寺の東西分立に際して、1670年、琢如が聖人の墓を現在地に遷した。お盆には1万提の提灯が灯る「東大谷万灯会」が行われる。

大谷祖廟

大谷祖廟について

基本情報

寺号
大谷祖廟(おおたにそびょう)
別称
東大谷
宗派
真宗大谷派
寺格
本山
創建
1670年(寛文十年)
開基
琢如 - 東本願寺第14世
本尊
阿弥陀如来
駐車場
専用駐車場なし
交通機関
祗園バス停徒歩10分
住所
京都府京都市東山区円山町477
サイト
真宗大谷派東本願寺

概要

真宗大谷派(本山 東本願寺)の宗祖である親鸞聖人の御廟とされ、真宗本廟(東本願寺)の飛地境内である。 「東大谷」と通称される。 聖人をはじめ、本願寺の歴代、全国各地の寺院と門徒の遺骨が納められている。 本願寺の東西分立に際して、東本願寺境内に親鸞聖人の仮墓を建立し、1670年(寛文10年)、琢如が仮墓を現在地に遷して「大谷御坊」と称し、昭和56年に「大谷祖廟」と改称された。 本堂と御廟がある大谷祖廟には、隣接して広大な「東大谷墓地」が広がっており、毎年のお盆には1万提の提灯が灯る「東大谷万灯会」が行われる 。

見所

観光名所
本堂 - 1701年の建立。本尊阿弥陀如来立像を安置する。
御廟 - 1701年の改葬。親鸞の御影を安置する真宗本廟。本願寺の歴代門主の遺骨も納められている。
太鼓堂 - かつては太鼓で時を告げていた。
表唐門(総門) - 1862年の建立。
虎石 - 親鸞入滅の際、涙を流したという善法坊にあった庭石。

行事

4月1~8日
花まつり
8月1~5日
暁天講座
8月14~16日
東大谷万灯会 - 大小の提灯、こども提灯など約1万の提灯が吊るされる。
9月27~28日
報恩講

歴史

1263年
親鸞が舎弟 尋有の住房「善法坊」において入滅し、鳥辺山南辺で火葬され、今熊野の「延仁寺」にて荼毘に付され、遺骨は鳥辺野北辺の「大谷」に納められた。
1272年
覚信尼が「大谷」に納められていた親鸞の遺骨を、崇泰院のある吉水の北の辺に改葬し、「大谷廟堂」を建立した。
1321年
覚如が寺院化を試み、「本願寺(通称 大谷本願寺)」と号した。
1602年
本願寺の東西分立に際して、教如は東本願寺境内に親鸞の仮墓を建立した。
1603年
徳川家康による知恩院拡張の際に、親鸞の廟所が鳥部山の勝久寺(現在の大谷本廟)に遷された。
1670年
琢如が仮墓を現在地に遷し、「大谷御坊」と称した。
1699~1701年
御廟の改葬が行われ、本堂が建立された。
明治9年
「大谷別院」と改称した。
昭和27年
「大谷本廟」と改称され、東本願寺の飛地境内となった。
昭和56年
「大谷祖廟」と改称された。

撮影後記

 西大谷をアップしてから、随分と間があいてしまいましたが、ようやく公開できました。 東大谷万灯会を撮影してから、もう6年以上も経つのか。 光陰矢のごとし、時の経つのは早いものです。

更新履歴

2015年2月12日
初版をアップロードしました。

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