吉祥院天満宮

最初の天満宮

菅原道真生誕の地ともいわれ、わが国最初の天満宮とも伝わる。境内には「鑑の井」をはじめ、菅原道真にまつわる遺跡が残る。大祭では、国の重要無形民俗文化財に指定されている「吉祥院六斎念仏」が奉納される。

吉祥院天満宮

吉祥院天満宮について

基本情報

社名
吉祥院天満宮(きっしょういんてんまんぐう)
別称
吉祥院の天神さん
創建
934年(承平4年)
主祭神
菅原道真
旧社格
村社
例祭
10月13日直近の日曜日
駐車場
無料駐車場あり - 広場に駐車。
交通機関
JR西大路駅徒歩15分、吉祥院天満宮前バス停徒歩3分
住所
京都府京都市南区吉祥院政所町3
サイト
吉祥院天満宮

概要

菅原道真生誕の地ともいわれ、最初の天満宮とも伝わる。 菅原道真の祖父が、遣唐使として唐に向かう海原で吉祥天の霊験を得て、帰国後、本邸に吉祥天女の像を祀り、氏寺としたのがはじまり。 菅原道真が大宰府で死去すると、朱雀天皇の勅命により、道真の霊を鎮めるため自ら菅原道真の像を刻み創建したと伝わる。 境内には道真のへその緒を埋めたといわれる「胞衣塚(えなづか)」、参朝のときに姿を写し身なりを整えたといわれる「鑑の井(かがみのい)」、幼少時に習字に使ったといわれる「硯之水」がある。 大祭では、国の重要無形民俗文化財に指定されている六斎念仏が奉納される。

見所

観光名所
本殿
舞楽殿
吉祥天女堂 - 吉祥天女が祀られている。
胞衣塚 - 菅原道真のへその緒を埋めたといわれる。
鑑の井 - 菅原道真が参朝のときに姿を写し身なりを整えたといわれる。
硯之水 - 菅原道真が幼少時に習字に使ったといわれる。
末社 - 五社(白太夫社、松梅社、吉野社、琴比羅社、秋葉社)、稲荷社。

祭事

1月1日
歳旦祭
1月15日
爆竹祭 - 大とんど。
2月3日
節分祭 - あま酒接待。
4月25日
春季大祭 - 菅原町子供神輿、国の重要無形民俗文化財に指定されている六斎念仏奉納。
6月1日
雷除祭 - 朝がゆ接待。
6月25日
菅公御誕辰祭、安産祈願祭
6月30日
夏越の大祓 - 茅の輪神事。
8月25日
夏季大祭 - 国の重要無形民俗文化財に指定されている六斎念仏奉納。
10月14日
例祭 - 湯立神楽、火焚神事、大般若経転読、ぜんざい接待。

歴史

804年
菅原道真の祖父 菅原清公(すがわらきよきみ)が、遣唐使として唐に向かう海原で吉祥天の霊験を得て、帰国後、清公の子 菅原是善(すがわらこれよし)が、本邸に吉祥天女の像を祀り、氏寺としたのがはじまりと伝わる。
845年
菅原道真がこの地で誕生したともいわれる。
903年
菅原道真が大宰府で死去。
934年
朱雀天皇の勅命により、道真の霊を鎮めるため自ら菅原道真の像を刻み、最初の天満宮を創建したと伝わる。

撮影後記

 社伝によれば、北野天満宮よりも早い934年に創建された初の天満宮だそうです。 また、道真公がこの地で誕生し、18歳で転居するまで少年期を過ごしたとも伝わります。 ただ、天神様になった道真公ですから諸説あり、奈良説をはじめ、下京の菅大臣神社、上京の菅原院天満宮、さらに島根の菅原天満宮などもあり、本当のところはわからないようです。

更新履歴

2012年6月17日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。

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