京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
PHOTOGRAPH.PRO
スマホでも閲覧できるようになりました
京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
臨済宗大本山東福寺の塔頭で山内北方に寺基を構えている。 仏法と北方を守護する毘沙門天を祀ることから、「東福寺の毘沙門天」と呼ばれている。 1550年(天文十九年)東福寺205世の高岳令松により創建され、東福寺塔頭海蔵院の鬼門に当たり鎮守となった。 その後、東福寺全山の鎮守として祀られるようになった。 本堂には11紀後半の等身大に近い本尊毘沙門天立像を安置する。 長く東福寺仏殿の天井裏に安置されていたが、高岳令松の霊告により海蔵院の独秀令岱が発見したという。
もとは「勝林庵」と称し、南西側に建っている海蔵院の塔頭でした。 虎関師錬の塔所であり、境内には社会福祉法人洛東園も立地していて、山内のなかでも大きな塔頭だったようです。 海蔵院は近衛家の香華所であったことから、勝林院の本堂として近衛邸の大玄関を下賜されたものと思われます。
フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。