京都ハリストス正教会

主教座教会

中京区にある日本正教会の主教座教会。明治34年建立の生神女福音聖堂は、日本正教会における現存最古の本格的な聖堂として、市の有形文化財に指定されている。堂内には聖障イコノスタスと受胎告知聖像が奉安される。

京都ハリストス正教会

京都ハリストス正教会について

基本情報

名称
京都ハリストス正教会(Благовещенский собор, Киото / The Holy Annunciation Cathedral in Kyoto)
宗派
日本正教会
教格
西日本主教教区主教座聖堂
指定
市有形文化財(生神女福音聖堂)
駐車場
専用駐車場なし
交通機関
裁判所前バス停徒歩5分
所在地
京都府京都市中京区六丁目283
サイト
日本正教会

概要

中京区にある日本正教会の京都の主教座教会である。 境内には西日本主教教区の主教座聖堂である総高22mの生神女福音聖堂が建つ。 明治34年に松室重光の設計で建てられた日本正教会における現存最古の本格的な聖堂として、市の有形文化財に指定されている。 玄関、啓蒙所、聖所、至聖所が一直線に並んで十字架を形成する木造のロシアビザンチン様式で、堂内にはイコンで覆われた壁である聖障イコノスタスを構成する受胎告知聖像が安置されている。

見所

市文化財
生神女福音聖堂 - 明治34年に松室重光の設計で建てられた京都聖堂で、日本正教会における現存最古の本格的な聖堂。ロシアビザンチン様式で、玄関、啓蒙所、聖所、至聖所が一直線に並ぶ木造十字形平面聖堂。聖所と聖障(イコン)はロシア正教会からの寄附で、受胎告知聖像が安置されている。

歴史

明治22年
押小路通高倉西入ルに正教会講義所が設立された。
明治23年~26年
修道司祭セルギイ・ストラゴロドスキイ(後のモスクワ総主教)が、京都正教会を牧会した。
明治27年
シメオン三井道郎管轄時代、現境内地の京都能楽堂跡地を購入。
明治34年
現在の聖堂 生神女福音聖堂が落成した。
明治36年
ニコライ主教の司祷により成聖された。
明治39年
初代京都の主教聖アンドロニク・ニコリスキイが着任した。

撮影後記

 お茶の水のニコライ堂(東京復活大聖堂)に次ぐ格式を誇る正教会です。 毎週日曜朝に行われている聖体礼儀参祷に参加する際に、聖堂内の拝観ができます。 聖堂が木造建築であったため、空襲による延焼を食い止めるための建物疎開で、取り壊される運命となりましたが、終戦を迎え取り壊しを免れたそうです。

更新履歴

2015年2月26日
初版をアップロードしました。

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