京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
深草にある日蓮宗寺院。 この地は、藤原氏の氏寺であった極楽寺薬師堂の旧跡で、応仁の乱により荒廃していたが、1655年、元政(日政)がこの地に草庵を結び、章安大師の故事にちなんで「称心庵」と名付けたのがはじまり。 その後、仏殿に釈迦如来像を安置し、日蓮宗の法華道場とし「瑞光寺」と号した。 元政は江戸時代の著名な漢詩人として知られ、当寺は「元政庵」とも称される。 上人の墓は線路の向こう側にあり、竹を好んでいたことから竹三竿を植えて墓標に代えたといい「三本竹の墓」と呼ばれる。 1661年の建立の寂音堂(じゃくおんどう)と称せられる総萱葺屋根の本堂には、胎内に五臓六腑を添えた釈迦如来座像が安置されている。
深草の宝塔寺の南にある茅葺屋根の本殿が印象的な小さなお寺です。 JR奈良線に境内を分断されているのも特徴です。 開山の元政上人は、文才ありでイケメンでもあったので女性にも人気があったとか。 江戸時代初期の日蓮宗を代表する高僧で、京都深草に住したところから、「艸(草)山和尚」と親しみを込めていわれていたそうです。 幽趣を愛で竹を好んだ上人、茅葺の山門や本堂からもそんな上人の為人を垣間見るようです。 辞世の句「鷲の山 常にすむてふ 峰の月 かりにあらはれ かりにかくれて」
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