京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
法然上人の「小松谷御房」霊跡といわれる浄土宗の寺である。 平安時代末、この一帯は小松谷と呼ばれ、平重盛の小松殿があった。 平家没落後、摂関家九条流の祖 九条兼実が、小松殿に山荘を営み、法然を戒師として出家した。 兼実は法然上人に深く帰依し、法然のために御房を建立した。 法然が讃岐に配流される際、小松谷の御房から出発したという。 応仁の乱で灰燼に帰し、1733年(享保18年)、北野真盛辻子にあった正林寺を遷し中興された。 本堂は1735年(享保20年)に九条家の河原御殿を移したもの。
山科方面から来ると、国道一号の東山トンネルを抜けて、渋谷街道(渋谷通)を少し下ったところに位置するお寺さんです。 五摂関家の九条流(二条家、九条家、一条家)の祖である兼実が、剃髪出家した旧跡であることから、江戸時代に九条家の寄進を得て、立派な堂宇が立ち並んでいます。 また、境内が小松谷保育園の園庭にもなっていて、遊具なども設置してあります。 川端三条にある檀王法林寺に、どことなく境内の雰囲気が似ているようにも思えました。
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