京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
PHOTOGRAPH.PRO
スマホでも閲覧できるようになりました
京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
臨済宗南禅寺の塔頭。 応永年間(1394年~1428年)、南禅寺68世の大業が、足利義持の帰依を受け、洛北鷹ヶ峯に創建したのが起源で、以心崇伝(金地院崇伝)が、南禅寺塔頭として現在地に移し中興された。 崇伝は、徳川家康の篤い信任を受け、黒衣の宰相として江戸幕府の数々の基本法を草案したことで知られる。 僧録司となって宗教界全体の取締にあたり、幕末まで当院は僧録司(僧侶の登録・住持の任免などの人事を統括した役職)の地位にあった。 方丈は、伏見城の遺構と伝えられ、茶室八窓席は小堀遠州の好んだ三畳台目の茶室で「京都三名席」のひとつで、いずれも国の重要文化財。 また、方丈庭園は「鶴亀の庭」と称せられ、小堀遠州作庭である資料が残っている唯一の庭園で、国の特別名勝である。
武家諸法度(元和令)、寺院諸法度、禁中並公家諸法度の起草者で、キリスト教の禁教令や豊臣家滅亡の発端にもなった方広寺鐘銘事件にも関与した金地院崇伝ゆかりの寺です。 「黒衣の宰相」の異名をとり、江戸幕府の基礎を築いた人物といっていいでしょう。 観光客で混み合う南禅寺でも静かで、境内には文化財が充実して見応えがあります。 なお、八窓席と障壁画の拝観は往復はがきで事前に申し込む必要があります。
フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。