京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
PHOTOGRAPH.PRO
スマホでも閲覧できるようになりました
京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
1654年(承応3年)、後水尾天皇皇女 多利宮を開基として現在地の南隣りの渓谷沿い(円成寺跡地)に創建された尼門跡寺院で、臨済宗南禅寺派に属す。 以来、代々の皇女、皇孫女が入寺し、「谷御所」「鹿ヶ谷比丘尼御所」と称された。 寺号は東方山中にあった如意寺の如意輪観音像と霊鏡を当寺に遷されたことによるという。 貞享年間(1684年~1688年)、後西天皇皇女 普賢院宮門跡の代に、父親の後西天皇の院御所が下賜され、諸堂が現在地に移築された。 院御所の旧殿遺構である書院を中心に、江戸時代における尼門跡の景観を伝えている。 創建時に植栽されたものといわれる「日光椿」をはじめ、ツバキの銘種30数種以上見ることができる。
普段は拝観寺院ではありませんが、毎年4月上旬の一週間ほど特別公開されています。 ちょうどツバキの最盛期で、庭園に咲く30種以上の名椿を鑑賞できます。 拝観パンフに記載されていた栽培品種を列挙すると、「日光」、「ちり」、「古桜」・おそらく椿・白侘助・黒、「舞鶴」・菱唐糸・風折、「白玉」・羽衣、「紅八重侘助」・有楽、「白牡丹」、「衣笠」、「蝦夷錦」・永楽・雪、「曙」・秋の山・熊谷・雪中花、ロールフローラ・ルチェンシス・不知火、奴、「獅子」、「縮緬」・白澄・胡蝶侘助・孔雀・月光・崑崙黒・大虹・「早咲赤藪」など。 「」のツバキは、霊鑑寺が原木とされるそうです。
フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。