京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
久御山町佐山双栗に鎮座し、「延喜式神名帳」に記載されている式内社である。 「三代実録」貞観元年(859年)の条に見える雙栗神が初見。 中世以降、石清水八幡宮の分霊を祀ったことから「椏本八幡宮」と号し、明治15年に旧号に復された。 室町時代末の本殿は国の重要文化財に指定され、斗供間の蟇股(かえるまた)や脇障子上部に精巧な彫刻が施されている。 社叢には、町の天然記念物のクスノキの巨樹が立ち、数百本の山つばきが自生する寒椿の隠れた名所でもある。
久御山にある式内社で、長い参道を抜けると、深い社叢に囲まれた割拝殿が現れます。
木津川や宇治川に挟まれ、かつては北側に巨椋池が広がっていたこの辺りは、低地にあって洪水常襲地であったことから比較的巨木が少ないのですが、境内は大クスをはじめとした深い社叢が広がり、古社の雰囲気がします。
社号に関しては、雙栗(双栗)神社と旧字体で難しいのですが、久世郡の羽栗と殖栗の両郡にまたいで鎮座することから双栗と命名されたそうです。
あるいは、羽栗氏の氏神社とし、羽栗から雙栗へ転訛したともいわれています。
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