本教寺

大手筋の妙見さん

伏見の大手筋通に建つ1594年創建の日蓮宗寺院で、「大手筋の妙見さん」として知られる。督姫が池田輝政に嫁がれるにあたり、祈願所として現在地に移された。境内には督姫が秀吉から贈られた牡丹が植えられている。

本教寺

本教寺について

基本情報

山号寺号
福昌山本教寺(ふくしょうざんほんきょうじ)
別称
牡丹寺、伏見大手筋の妙見さん
宗派
日蓮宗
創建
1594年(文禄三年)
開山
日受
開基
日受
本尊
三宝尊
札所
洛陽十二支妙見めぐり 第7番午(南)
駐車場
専用駐車場なし
交通機関
京阪伏見桃山駅徒歩5分
住所
京都府京都市伏見区東大手町778

概要

伏見の大手筋通に面して建つ日蓮宗の寺である。 1594年(文禄3年)、教行院の日受上人によって西浜堺町に創建されたのが始まりである。 1614年(慶長19年)徳川家康の次女である督姫が、池田輝政に嫁がれるにあたり、祈願所として現在地に移された。 境内には督姫が豊臣秀吉から贈られたという牡丹が植えられ、「牡丹寺」とも称される。 また池田家伝来の妙見宮が建ち、「大手筋の妙見さん」として地域の人々に篤く信奉されている。

見所

観光名所
本堂 - 1716年、近衛家久の堀川御殿を移築したもの。
妙見堂 - 元禄年間(1688年~1703年)の建立。洛陽十二支妙見めぐり 第7番午。池田家伝来の北辰妙見大菩薩像が祀られている。
庭園 - かつて伏見城内にあり、督姫が豊臣秀吉から贈られたという牡丹が植えられている。

歴史

1594年
教行院の日受により西浜堺町に創建された。
1614年
徳川家康の次女 督姫の帰依を受け、祈願所として現在地に移された。
1688~1703年
元禄年間、現在の妙見堂が建立された。
1716年
近衛家久の堀川御殿を移築して、現在の本堂が建立された。

撮影後記

 伏見大手筋商店街のアーケードに面して建つ繁華街の中の寺です。 洛陽十二支妙見めぐりの札所になっています。 巡礼の順序は、自分の干支からでもその年の干支からでも、特に決まりはないとのこと。

子:西陣の妙見宮(善行院)、丑:本満寺の妙見宮(本満寺)、寅:修学院の妙見さん(道入寺)、卯:鹿ケ谷の妙見さん(霊鑑寺)、辰:岡崎の妙見さん(満願寺)、巳:清水の鎮宅妙見宮(日體寺)、午:伏見大手筋の妙見さん(本教寺)、未:未の方の妙見さん(法華寺)、申:島原の妙見さん(慈雲寺)、酉:小倉山の妙見宮(常寂光寺)、戌:鳴滝の妙見宮(三宝寺)、亥:鷹峰の岩戸妙見宮(円成寺)

更新履歴

2015年2月22日
初版をアップロードしました。

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