首途八幡宮

源義経

源義経ゆかりの神社で、「首途(かどで)」とは「出発」の意味で、旅行安全の信仰を集める。源義経は、奥州平泉に赴くに際して参拝し、道中の安全を祈願した。以来、「首途八幡宮」と称されるようになったと伝わる。

首途八幡宮

首途八幡宮について

基本情報

社名
首途八幡宮(かどではちまんぐう)
創建
平安時代初期
主祭神
誉田別尊(応神天皇)、比咩大神、息長帯姫命(神功皇后)
例祭
9月15日
駐車場
専用駐車場なし
交通機関
今出川大宮バス停徒歩5分
住所
京都府京都市上京区桜井町102-1
サイト
首途八幡宮

概要

源義経ゆかりの神社で、「首途(かどで)」とは「出発」の意味で、旅行安全の信仰を集める。 平安時代、宇佐八幡宮の神霊を勧請し、内裏の北東に位置していたため王城鎮護の神「内野八幡宮」と称されたと伝わる。 桃園親王(貞純親王)が、この地に邸宅を建て、天皇家からも篤く信仰されていた。 源義経(牛若丸)は、奥州平泉に赴くに際し、鞍馬山から内野八幡宮に参拝して、道中の安全を祈願した。 以来「首途八幡宮」と称されるようになったと伝わる。

見所

観光名所
本殿 - 昭和40年代に西陣の人たちによって造営された。
源義経奥州首途之地の石碑 - 源義経が奥州に旅立ち830年を記念して建立された。
末社 - 弁天社。

祭事

3月2~3日
首途祭 - 源義経の御霊和めの神事が行われ、今様が奉納される。
9月14~15日
例大祭 - 神楽奉納、子供太鼓奉納などが行われる。

歴史

平安時代初期
宇佐八幡宮の神霊を勧請し、内裏の北東に位置していたため王城鎮護の神とされ、「内野八幡宮」と称されたと伝わる。桃園親王(貞純親王)が、この地に邸宅を建て、
平安時代末
伝説の商人 金売吉次(かねうりきちじ)の屋敷があったとされる。
1174年
源義経は、奥州平泉に赴くに際し、金売吉次の手引きで、鞍馬山から内野八幡宮に参拝して、道中の安全を祈願した。以来「首途八幡宮」と称されるようになったと伝わる。

撮影後記

 小高い丘の上に本殿が御鎮座されている特徴的な神社です。 桃園親王が当地に邸宅を築き、桃の木を植え春には桃花祭を行うなど、天皇家も厚く信仰したことから、この丘が墳墓ではないかという説もあるそうです。 境内には源平枝垂れ桃が植えられているので、桃の咲く時期にも訪れてみたいものです。

更新履歴

2014年12月31日
初版をアップロードしました。

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