平岡八幡宮

椿神社

空海が、神護寺の守護神として創建した山城国最古の八幡宮。本殿格天井には、44面の花絵が描かれ、「花の天井」と称される。境内には、多種多様な椿が植えられ、例祭では「三役相撲」と「剣鉾差し」が行われる。

平岡八幡宮

平岡八幡宮について

基本情報

社名
平岡八幡宮(ひらおかはちまんぐう)
別称
椿神社
創建
809年(大同四年)
主祭神
応神天皇
旧社格
村社
例祭
10月第1日曜
駐車場
無料駐車場あり
交通機関
平岡八幡前バス停徒歩3分
住所
京都府京都市右京区梅ヶ畑宮ノ口町23

概要

梅ケ畑の産土神。 809年、弘法大師空海が、神護寺の守護神として、宇佐八幡宮から勧請され創建された山城国最古の八幡宮である。 江戸時代に修復された切妻造の本殿格天井には、44面の極彩色の花絵が描かれ、「花の天井」と称され、春と秋に特別公開される。 境内には、100種以上もの椿が植えられ「椿神社」とも称せられる。 毎年10月の例祭では、市無形民俗文化財の「三役相撲」と「剣鉾差し」が行われ、賑わいをみせる。

見所

市文化財
本殿 - 足利義満により再建され、1826年に修復された切妻造の本殿。格天井には44面の花卉図(かきず)が描かれ、「花の天井」と称され、春と秋に特別公開される。
観光名所
為朝石 - 弓の達人だった源為朝が射抜いたといわれる石。勝運出世の御利益がある。
土俵 - 例祭で、市無形民俗文化財の「平岡八幡宮の三役相撲」が行われる。
参道 - 「高雄もみじの参道」とも称され、タカオモミジが植えられている。
椿(つばき) - 100種以上もの椿が植えられ「椿神社」とも称せられる。願い事をすると一日で花開き、願いが成就したという故事がある「白玉椿(一水椿)」や、葉の形が金魚の尾に似ている「金魚椿」など珍椿もある。
椎(しい) - 樹齢600年以上の御神木。
末社 - 地主社、武内社、貴布祢社、若宮八幡社。

祭事

1月1日
歳旦祭
1月15日
左義長祭 - どんど焼き。
2月3日
節分祭
2月上卯の日
初卯祭(日待ち)
6月30日
夏越祓
10月第1日曜
例祭 - 市無形民俗文化財の「平岡八幡宮の三役相撲」が行われる。少なくとも江戸初期から続く相撲神事で、8歳の子供が務める三役と青年が取り組み、子供が必ず勝つ。還幸祭では、市無形民俗文化財の「梅ケ畑平岡八幡宮の剣鉾差し」が行われ、氏子各地区から1基づつ、計四基の剣鉾が出る。
11月23日
創祀祭(火焚祭)
12月31日
大晦日大祓(除夜祭)

歴史

809年
弘法大師空海が、自ら僧形八幡神像を描き、宇佐八幡宮から勧請し、神護寺の守護神として創建したと伝わる。
平安時代末
廃絶した。
1190年
神護寺の文覚により再興された。
1222年
文覚高弟の上覚により再興され、社殿が現在地に遷された。
1407年
社殿を焼失後、足利義満により再建された。
1826年
仁孝天皇により本殿が修復された。
1827年
本殿格天井に「花の天井」が描かれた。

撮影後記

 石清水八幡宮よりもその歴史は古い、山城国最古の八幡さまです。 梅ヶ畑の入口、神護寺に向かう途中に鎮座し、明治の神仏分離までは神護寺とのつながりが深い神社でした。 将軍足利義満により社殿を再建され、高雄への紅葉狩りの際に、立ち寄られたといわれます。

更新履歴

2012年8月18日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

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