須賀神社

懸想文

聖護院一帯の産土神とされる社で、現平安神宮境内に創祀され、東天王社(岡崎神社)に対して、「西天王社」と称された。節分祭では、覆面をした懸想文売りが、梅の枝に文を付けた懸想文(ラブレター)を授与する。

須賀神社

須賀神社について

基本情報

社名
須賀神社(すがじんじゃ)
創建
869年(貞観11年)
主祭神
素戔嗚尊(スサノオ)、櫛稲田比売(クシナダヒメ)
例祭
5月10日
駐車場
無料駐車場あり
交通機関
熊野神社前バス停徒歩4分
住所
京都府京都市左京区聖護院円頓美町1

概要

聖護院一帯の産土神とされる社。 創祀当時は、東天王社(岡崎神社)に対して「西天王社」と称され、現平安神宮境内に鎮座していた。 鎌倉時代末の兵乱で吉田神楽岡に避難し、1648年に吉田大元宮西下へ遷座された。 明治時代廃仏毀釈の時に須賀神社となり、大正13年に現在地に落ち着いた。 節分祭では、覆面をした懸想文売りが、梅の枝に文を付けた懸想文(ラブレター)を社頭で授与する。 昭和39年に交通神社を合祀し、交通安全の信仰も厚い。

見所

観光名所
本殿 - 交通神社が合祀されている。
拝殿
手水 - 水神さんと呼ばれる龍の口から「龍吐水」が湧き出る。

祭事

2月2日~3日
節分祭 - 烏帽子に覆面をした懸想文売りが、梅の枝に文を付けた懸想文(ラブレター)を社頭で授与する。
5月第二日曜
例祭 - 「角豆祭(ささげまつり)」と呼ばれ、ささげのつる葉に多くのさや豆がつくように氏子の繁栄を祈願する。
12月3日
鎮座記念祭 - 交通安全大祓。

歴史

869年
現在の平安神宮の地に創祀されたと伝わり、東天王社(岡崎神社)に対して「西天王社」と称された。
1142年
美福門院が創建した歓喜光院の鎮守社となった。
1332年
兵乱により、吉田神楽岡に避難し遷座された。
1648年
吉田大元宮西下へ遷座された。
明治維新
「須賀神社」に改称した。
大正13年
御旅所だった現在地に遷った。
昭和39年
交通安全の神として、交通神社が併祀された。

撮影後記

 聖護院門跡の南側にある神社です。 サブタイトルの懸想文の縁起は、読み書きのできない庶民のために、公家や武家が身分を隠して恋文の代筆や代読を行っていたことに由来するそうです。 「懸想文」を鏡台やタンスに入れておくと、美人になり良縁を授かるとか。

更新履歴

2014年12月16日
初版をアップロードしました。

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