浄住寺

長い石段の参道と紅葉

黄檗宗の禅刹。810年、円仁によって創建。律宗の叡尊によって中興されるが兵火で荒廃。1689年、黄檗宗の僧鉄牛道機を中興開山として再興され、黄檗宗に改められた 。長い石段の参道を彩る晩秋の紅葉が美しい。

浄住寺

浄住寺について

撮影後記

 森閑とした禅刹で、ときおり地元の方がお参りにくる程度のお寺さんです。 本堂へ伸びる長い石段の参道を染める紅葉は、実に絵になります。
 ここの紅葉は、京都でも比較的遅く、寒さも厳しくなる師走に入ってからが本当の見頃。 近くには、有名な苔寺や人気の鈴虫寺があるので、訪問したついでにお参りするといいでしょう。 浄住寺と、すぐ近くの地蔵院(竹の寺)の紅葉は、寄り道しても損はないと思います。

歴史・概要

山号を葉室山とする黄檗宗の古刹。 810年に開創された嵯峨天皇の勅願時で、開山は慈覚大師円仁である。 当時は常住寺という名前だった。 1261年、公卿葉室定嗣が中興し、浄住寺と改められた。 中興開山は律宗の叡尊。 鎌倉将軍の帰依を得て隆盛したが、鎌倉時代末期の戦乱により1567年南朝側に焼かれ衰えた。 1689年、黄檗宗の僧鉄牛道機を中興開山として再興され、黄檗宗(禅宗)に改められた 。

住所: 京都府 京都市西京区山田開町9

更新履歴

2010年10月7日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。
2014年3月23日
登録カテゴリを洛西から移動しました。

浄住寺紀行のコメント

コメント欄

こんにちわ
はじめて投稿させて頂きます。
10数年ぶりに訪れた竹の寺地蔵院訪問後にここ浄住寺を訪れたのですが京都のお寺らしくないたたずまいに感激しました。
特に階段と両側の楓の新緑そしてひなびた方丈のたたずまいは古寺の趨きそのものでした。
隠れ寺の趣は掲載されている時期の紅葉の画像を撮影したいと思っています。
このページの作品が大変参考になりました。

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