京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
嵯峨野にある面積13ヘクタール、池周1.2kmほどの灌漑用ため池で、奈良県の「猿沢の池」、大分県の「初沢の池」とともに日本三沢の一つにも数えられる。 また、農林水産省の「ため池百選」にも選定されている。 池の起源については、土木技術に優れた秦氏が、大堰川の水が流れ込む沼地を開墾した際に溜池として築造したとも、平安時代に宇多天皇の孫 寛朝が、遍照寺建立の際、本堂の南に「遍照寺池」を築造したのが起源とも伝わる。 毎年お盆には、五山送り火の鳥居形と燈籠が水面に浮かぶ池に、五色の流し灯籠を流す精霊送りが行われる。 12月になると、底に沈殿したヘドロを分解する目的で池の水を抜く「池干し(池ざらい)」をし、コイやフナを収穫する「鯉揚げ」が行われ、師走の風物詩となっている。
大沢池の東にある池で、この付近は歴史的風土特別保存地区に指定され、嵯峨野らしい長閑な田畑が残っています。
池の西側の農地は、昭和30年に開削された嵯峨用水が潤し、池の南に残る農地は今も池の水を利用し京野菜などを生産しています。
また、映画やドラマのロケ地として、よく撮影されているようです。
どこの撮影クルーかは知りませんが、湖畔の道路に停車していたのですが、邪魔だから車を移動して欲しい旨を高圧的に言われ、移動した後、池畔道路の桜並木の枝葉をボキボキ折りながら、でっかいロケ車が進入してきて唖然としましたこともありました。
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