京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
如意ヶ岳支峰の右大文字山の山麓に建つ浄土宗知恩院派の寺院である。 五山送り火のひとつ「大文字」を管理することから、「大文字寺」とも称される。 この地には延暦寺三千坊のひとつ天台宗浄土寺があったと伝わが、文明14年(1482年)、8代将軍 足利義政が、東山殿(後の銀閣寺)を造営した際に、相国寺の西に移された。 享保7年(1722年)、泰誉浄久が浄土寺跡地に残された草堂を「浄土院」と号して再興したのが当院である。 毎年8月16日の大文字の送り火には、精霊送りが行われ参拝者で賑う。
銀閣寺の北隣に佇む小院ですが、有名観光地のために拝観者は少なくはありません。 送り火の保存会は浄土院の(元)檀家による世襲だそうです。 その昔、前身の浄土寺が大火に遭った際に、本尊の阿弥陀如来が大文字山に飛翔して光明を放ち、その霊験を模して行われた火の儀式を、弘法大師空海が大の字形に改めたと伝わります。
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