かやぶきの里 北村

名称

美山町北地区

別称

かやぶきの里 北村、美山かやぶきの里、美山町北集落

指定

美山町北重要伝統的建造物群保存地区

駐車場

無料駐車場あり

交通機関

園部駅から北バス停下車、京都駅から周山で乗換え北バス停下車

所在地

京都府南丹市美山町北

サイト

かやぶきの里 北村

南丹市美山町北にある山村集落。 今なお北山型の茅葺き民家が数多く残り、岐阜県白川村萩町（白川郷）、福島県下郷町大内（大内宿）に次ぐ規模で、国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。 古来から丹波国に属し、林業を主産業とする山村集落であったが、若狭小浜と京都を結ぶ鯖街道のひとつが通っていたことから、建築や生活様式は若狭の影響も見受けられる。 北山型の萱葺民家の特徴は、入母屋造り、土間は上げ庭で狭く、中央の棟木の筋で部屋を分け、板壁板戸が特徴。 現在、かやぶき民家が38棟（4棟は覆い）あり、1796年築の民家が最古で、江戸時代19世紀中頃築が18戸残る。 地区では「かやぶきの里保存会」を組織し、歴史的景観の保全と住民の生活を両立すべく、運営を組織的に行っている。

国重伝建地区

北山型民家 - 茅葺の入母屋造り、土間は上げ庭で狭い、中央の棟木の筋で部屋を分ける、板壁板戸。1796年築の民家が最古で、江戸時代19世紀中頃築が18戸残る。

美山民俗資料館 - 約二百年前の北山型茅葺民家を再現した母屋・納屋・蔵が公開されている。平成12年の火災で焼失したが、平成14年に復元された。

知井八幡宮 - 美山町知井地区の総社。創建は713年と伝わる古社で1071年に八幡神を勧請した。当初は南村の上宮山に鎮座していたが、1567年に山津波により社域が破壊され、1570年に北村の現在地に遷座した。境内が京都府文化財環境保全地区に指定されている。

北村三苗社 - 稲荷社（公園になっている）、鎌倉社、諏訪社。

普明寺 - 創建時代は不詳。南北朝時代、この一帯の荘園が天龍寺領だったころ臨済宗に属していたが、火災で衰退。智覚普明国師が再興し曹洞宗に改宗した。その後、再び火災で焼失し、若狭の妙徳寺の合力により再建された。昭和19年の三度目の火災で茅葺の本堂が焼失し、戦後に今の形で再建された。

宝篋印塔 - 明応四年（1495年）の銘がある。

府文化財

八幡神社本殿 - 知井八幡宮本殿は、江戸時代中期1767年に再建されたもの。

市天然記念物

北八幡神社のスギ - 知井八幡宮御神木の大杉。

北稲荷神社のトチ - 稲荷神社御神木の樹齢400年以上の大トチノキ。

中世

丹波国弓削荘に属していた。

近世

丹波国篠山藩に属し、北村は「知井9か村」のひとつであった。

明治22年

市制町村制施行で、北桑田郡知井村北となった。

昭和30年

知井村など五ヶ村合併で、北桑田郡美山町北となった。

平成5年

周囲の水田と山林を含む集落全体が、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された。

平成12年

美山民俗資料館が火災で焼失した。

平成14年

美山民俗資料館が再建された。

平成18年

平成の市町村合併で、南丹市美山町北となった。

　かやぶきの里には、もう何回訪問したことだろう。 まだ写真をはじめる前、ちょくちょく来ていました。 当時は、大型バスで団体さんがやってくるほど、まだ知名度はなかった気がします。 そういえば、初めて一眼レフのシャッターを切ったのも、この付近でした。 いつ来ても良いところですよね、ここは。

2012年7月21日

初版をアップロードしました。

2013年12月31日

携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。

2014年1月1日

一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。